コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

ハセプ治16C/03+ホ94

「悩む理由はただひとつ、いまやっていることとは関係ないことを考えているから」。(『苦しまない練習』より)。過ぎたことを気にし、まだ起きていないことを憂う、まさに私。解決法として、「自分の動作に集中する」という具体策があったので、早速試してみた。

歩く時には、右足、左足。いま右手はコップを持っていて、白湯を飲んだ、のどを通る、美味しい…等々。するとどうでしょう!余計な思考(主に心配)が入る隙がなく、本当に心がラクなのだった。しかも、指先にまで意識を集中しているから、動作が注意深く丁寧になる。今まで私がガサツで、ガシャンガシャン色々なものを破壊していたのは、心ここにあらずでぞんざいに扱っていたせいだとよくわかった。子どもたちの心を含め…

たとえば学校のクラスやサークル、オフ会など。人が集まる場にいれば、自分が属してないグループを含め、その全体で起こっていることや人間関係を把握できる…。色々よく気づくことが自分の美点だと思っていたけど、それは目の前のことをおろそかにしている証拠、単なる集中力の欠如なのだ。これからは、気づけなくてもいいから、集中してじっくり味わえる人になりたい、あ、でもそれってダーだ…と風呂に入りながら思った。

さらに読み進める。読了。

結論。あー、やっぱり私は幼いんだ…

日勤の看護師が来たら食堂で仕事をしようとパソコンを用意しスタンバッていたのに、なかなか来ないので、仕方なく部屋のおしゃべりに加わった。

同年代ということもあり、前のベッドの女性と話が弾んだ。色々話すうちに、小さな声で肺がんのⅣ期と教えてくれた。呼吸が苦しい彼女を見かねて受診を勧めたのは、子どもたちだったそう。もう手術すらできずに抗がん剤を続けるしかないらしい。

昨日の癌ともといい、彼女らまだ小さな子どもがいるのよ。各々、乳がんとは予後がまったく違う。酒を飲みつつ再発に脅え、ホルモン治療ごときで弱音を吐いていた自分を心から恥じた。

そして彼女は、自分がつらい時に聞いてすごく癒されたという音楽CDを私にくれた。神か!?と思ったら実はクリスチャンで、キリスト教関係の本のコピーも最後の最後にくれた。

どんな思いで毎日を生きているのだろう…! 切なすぎる…! お昼を食べながら彼女を思い、ボロボロ泣いてしまった。

直後に、すべらない話の再放送を見て、笑った。感情の起伏が戻ってきている。

14時から原稿。疲れたので17時で切り上げ、夕食後、また原稿。

20時にベッドに戻り、彼女からもらったコピーを読んだ。神が与えた様々な試練? 信仰を試す? 残念ながらまったくピンとこなかった。

21時から、テレビで、すべらない話。ヤバイ、初めて見たウーマンラッシュアワーの村本にハマってしまった。性格が悪そうなところも好き(というか、男は顔がよければ性格などどうでもいい)。楽しい飲み友達だったのに、LINEで喧嘩して絶縁したライター仲間Zに顔も声も喋り方も似ている。気になってTwitterをさかのぼって読んだら、文体までソックリだったので笑ってしまった。