コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

自分の声に癒される

先日、ナレーターや話し方教室を主催しているライター仲間とお茶した時の話。

「なんでそんな素敵な仕事があるのにライターなんかやるんだろう…?」私はそこが不思議でたまらない。

正直に聞いてみた。

頭の中で文章を組み立てて構成する作業は、話すのも書くのも同じなのだそうだ。つまり、書くことは話すことの訓練にもなる、と。

懇談会などで自己紹介するだけで声が震えてしまう。とにかく人前でしゃべるのが苦手なのはどうしたらいいかと聞くと、やっぱり事前に話すことを組み立てておくことが大切なのだそう。

あとは、呼吸(また出た!)。

だいたい話がうまくいかない時は呼吸が浅い。深く深く、腹式呼吸で息をして、お腹の底から声を出す。するとその声が自分の耳に入って、やがて自分のしゃべる声に自分が癒やされるようになるのだとか。

へぇ~! それは素晴らしい! 初めて聞いたことだったからビックリした。私、自分の声も喋り方も大嫌いだから。 

思い返せば確かに彼女の声はよくのびて、やさしさに満ちていて、いつまでも聴いていたい感じがする。

で、家に帰って色々やってみたら、なかなか難しいことではあるけれど、できないことでもない好感触を得た(一瞬だけ、自分の声に癒されるというのが実感としてわかった)。その心がけを忘れないように、あとは感情に乱されずにいつも平常心でいること。でも、実はこれが一番難しい。