コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

ハーセプチン+治験薬 7C/11

あっくんは起きるとすぐ、まだ眠っている私に、「ママー、げーむしていい?」と聞いてくる。面倒くさいから「いいよ」と言うと、ゲームをやりながら、「いっぽんあしかかし、あたまにからす、そのうえにうんち♪」とか「そのうえにおっぱい♪」とか適当に作った歌をうたいながら一人でゲラゲラ笑っていた。

相変わらず暑いし、予定ないし、遠出する元気もない。

麦茶があと3袋しかないので、麦茶を手作りしているおじさんが毎週末出店している鳥飼神社へ車で向かう。

出かける前、暑いのでカズに車のカギを渡し、空気が通るようにドアを開けておいてと頼んだのに、あっくんとヘラヘラ遊んでいてやっていなかった。私、激怒! あー誰かのせいであっついあっつい耐えられないと何度も繰り返しながら運転し、ふとバックミラーを見たら、カズはすべての感情を放棄したようにバテていた。暑さと私の言葉による暴力に参ったのだ。虚ろな目はまるで死人のようだった。

夏祭りで境内がいっぱいで最寄りのパーキングに停めたのだが、そこから神社まで歩く途中、今度はあっくんがバテバテ。神社に着いてからも、目ざとく見つけたかき氷を食べたいたべたいとうるさい。確かに暑いので、参拝してから、かき氷を食べさせる。あっくんはメロン、カズはコーラ。

麦茶を40パック買って、お昼は奥さんが握った鶏めしのおにぎりを買って大濠公園で食べるつもりだったのに、売り切れて、おにぎりが1個しか残っていなかった! 仕方なく中華屋台の餃子の巨大版みたいのを買ったが1個200円もした上に、子どもたちはまずいと言って食べなかった…。ちっ! 麦茶のおじさんがトマトとバジル、そして卵をなんと10個もサービスしてくれたので、大濠公園行きを取りやめて帰ることにする。

帰宅し、お昼。冷やごはんに、朝、作っておいた野菜たっぷり味噌汁(熱くないから飲む気になれる。味噌汁、久しぶり!)。カズは早速いただいた卵で卵かけごはんにしたが、一口目で「うまい!」と叫んだ。

午後は何やってたんだっけ。あ、買って適当に吊るしたままだった玄関網戸を組み立てたり、フローリングの汚れが気になるが今の私は力が入らず磨くことができないので、子どもたちに床の雑巾がけをしてもらった。

その後、子どもたちは最寄りの公園へ出かけたが、あっくんがぐずったとかですぐ帰ってきた。あっくんは私に貝殻の御土産をくれた。私は疲れて14時半~16時くらいまで昼寝。起きてやっと動く気になれたので夕食の支度など。

少し涼しくなった18時過ぎ、川沿いへ出かける。昨日の反省もあり、カズとあっくんは1本目の橋まで走って河原で石投げ。私だけ、自転車を漕いで2本目の橋まで行って子どもたちの所に戻ってきた。土手に座って、のんびり子どもたちの様子を眺める。いつもケンカばかりだけれど、兄弟がいて、よかったね。ママに限らず、もういいトシであるパパもいつ何があるかわからないけど、万が一、両親を失ってどこか別の場所で暮らすことになっても、2人なら心強いだろう。

大きな石をひっくり返してカニを見つけたり、貝を掘ったり、砂を投げたり。川にいると、子どもたちも飽きることがない。私もそんな2人の姿を見て満ち足りた気分になる。室見川。唯一、私がイライラしないでいられる場所。あっくんが、「ママー、くつがびしゃびしゃになっちゃったー」と言っても、「いいよ」と言える。糸島にも惹かれるけど、やっぱり私はここを離れたくないという気持ちが強くある。

夜は豚しゃぶ。私は昨夜に引き続き、パスタと白ワイン。書き忘れたが、昨日は茄子と豚バラとトマトのパスタを一人分作ったら、途中でお腹いっぱいになってしまったので、今日は半量でペペロンチーノを作ったらちょうど良かった。いただきもののトマトとバジルも、オリーブオイルも塩も付けず、ただ一緒に頬張っただけだけど、香り高くて味が濃くて、おいしかった! 素材そのものの味わいを、少しだけ。最高の贅沢だ。

今日もあっくんは眠そうだったけれど、なんだかんだとケチをつけて粘った。「おにいちゃんのテレビがうるさい。ひとりできけるやつして」とヘッドホンしろと命令した時には笑ってしまった。結局、寝ないからみんなで「イッテQ!」を見て、21時に布団に入る。2人とも、ソッコーで寝た。