コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

2008/03/26(水)

5時半起床。30分睡眠を減らしても、朝風呂には入るのだ。

6時、ジジが台所で自身の朝食を用意する音でカズが起きてしまった。起きて私がいないというのは確かに可哀相だなとは思ったが、出かけるときにぐずられるのはたまらない。心配しながら、急いで朝ご飯を食べ、カズの大好物の納豆オムレツを焼く。カズはあっという間に二階へ行き、私が「じゃ、行ってくるね」と言ったときもご機嫌でハイタッチしてくれた。

スタジオにてロケ。もう初めてお会いしてから7年越しくらいかなぁ。某広告代理店のクリエイティブの女性と初めて口をきいた。ずっと「おしゃれだなぁ」と思って気になっていた人。私たちくらいの年齢になって、たとえばTシャツにパーカー、ジーンズといったカジュアルな服装(ただし、ジュエリーはどう見ても高価なものを身につけている!)に軽いメイクで、格好よくいられるって滅多にないことなのよ。というか、少なくとも私はこの人と、自分の親友Wくらいしか例を知らない。いや、もちろん、ブランド品に身を固めて品良く見せている年配女性はたくさんいるけどね・・・。

ちょっと怖い人なのかなと思ってこれまで話しかけないでいたが、きょうは私が、企画の不明点を直接尋ねたのをきっかけにフレンドリーに接してくれるようになり。夕方には、はりぼてのセットをゴンゴン叩きながら、「イタッ! かったーい! なんちゃって~」と笑いながら去っていった。明らかに私一人に向かって・・・。結構お茶目な人なんだなと思ってまた好きになった。ロケで何が楽しいって、この方をはじめ、スタイリストやヘアメイク、また美術関係の若い子たちなど、スタッフが身に付けているものを観察するのが楽しい。自分はというと、長時間ということがわかっていたから、ノーブラでも大丈夫なようにと、身体のシルエットを誤魔化せるスモッグを着て、本当はジーンズのが可愛いのに、火傷で痛むから普通のパンツにして・・・と、いい加減もいいところ。トシをとってもスッキリした体型の女性たちを見ていて、本気で痩せようと思った(運動不足に加え、毎晩のワインとじゃがポックルのせいで、いま、私は史上2番目くらいのデブなのだ)。

予定より早く終わった。調布在住のM君でもいれば、ビール一杯だけ付き合ってもらおうかなと思って電話したが、あいにく外出中とのこと。じゃ、もう大人しく帰るかと、ダーに「カズ今朝早かったし、昼寝していないし、ダーツバーに行かないで蕎麦屋でメシでも食わせておいてくれる? 19時には帰るから」とメールすると「今日は19時からダーツのキャプテン会議です」とのこと。えーっ!? お迎えは?

慌てて携帯に電話をすると、お迎えの日を勘違いしたのでも忘れていたわけではなく、今宵はカズを連れて出かけるつもりだったのだとか。急げばなんとか間に合いそうなので、混みコミの京王線と山手線を乗り継いで、18時半に恵比寿駅で待ち合わせてカズを引き渡してもらうことになった。
 
約束の時間を過ぎても、ダーの車はロータリーに全然姿を見せない。待つ間、「あー、喉が乾いた。生ビール飲みたい!」とじりじりする。本当は、焼き鳥かお好み焼き屋でも行きたいところだけど、1日立ちっぱなしだったので、足が棒。リュックも重いし、もう一歩も歩きたくない。でも、ガクが騒ぐ中、家で慌ただしくご飯食べて、その後、あと片付けするのも嫌だし・・・。結局、恵比寿三丁目の「空海」でカズとふたりで晩ご飯。「ヤッター! おそとでごはん~!」と飛び上がって喜んでいた。

家に帰ると、クライアントK嬢から封書が届いていた。「なんだろう、先日送った請求書に不備でもあったかな?」と思って開けると、東京都写真美術館の招待券であった。私がアートが好きというのを覚えてくれていたんだな。すごい忙しいのに、わざわざ送ってくれるなんて。本当に真心のある美しい人よ。

ババ、洗濯物をたたむのや掃除はもちろん、風呂掃除までしてくれていて助かる。きょう一日、恐らく暖かかったろうに(終日スタジオにいたからわかんない)、ご飯や納豆オムレツを冷蔵庫に入れていなかったことに、ついブツブツ文句を言ってしまったけど、そのくらいはご愛敬。

ひととおり片付けたあと、赤ワイン開ける。カズと、雪印のさけるチーズやセミドライいちじくを奪い合ってむさぼり食う。

就寝前、布団の中で「あー、ママと会えてよかった~」とカズ。「なんで? もう帰ってこないと思った?」と聞くと、こくりとうなずいた。「パパともうちょっと会いたかったけどなぁ~」と言うので、「今度、パパがお仕事でもダーツでもない日に、遊びに行こうね」「いつ?」「あ、でもパパの予定はママわからないんだった。パパがダメだったら、カズとママ、2人でもいいじゃん?」と聞くと、「だーめ。パパとママと3人で!」と釘を刺された。

カズ就寝後、もう眠くてねむくて仕方ないのに、往生際悪く、PCに向かいながらだらだら赤ワイン。