前回までの病院での不眠が嘘のように、ここ2日、よく眠れている。夜中に一度しかトイレに起きなかった。
6時過ぎ起床。布団の中でだらだらしているうちに食堂で毎朝行われているらしいラジオ体操を逃す。免疫力アップにいいという朝日を浴びに外へ出て、ロータリーのバス停でストレッチ。しびれや関節のこわばりにはストレッチがいいと担当医に聞いたので。
顔を洗うために洗面所で帽子を取って鏡を見たら、耳の脇の髪がもじゃもじゃしていた。まさか、父のような強烈な癖っ毛が生えてくるのか!? うぅ、ますますソックリになってしまう…
NHKの「趣味の園芸」を見ながら朝食。見た目重視で作り上げる菜園ポタジェこそ我が目指す姿! でも、もう植えちゃったもん、もうちょっと早く見たかったな…
今日退院するNさんの部屋に行き、ベッド脇に座って少し話す。豚の薄切りに塩コショウを振り、片栗粉をつけてカリカリに揚げたもので新玉ねぎを挟んで食べるとおいしくて、たくさん玉ねぎが食べられますよ、とのこと。あとアスパラのスープも教わった。アスパラ400gに対し、牛乳1リットル。
午前、『人のセックスを笑うな』の続きを見る。山崎ナオコーラのベストセラー小説の映画化。美大生の青年みるめ19歳が非常勤講師として赴任してきた自由奔放な人妻ユリ39歳に恋して振り回される話。不倫モノだが、ドロドロした感じはなく、最後まで爽やかな印象。ただ、恋人同士のいちゃいちゃクスクスとか、届かない思いにもだえてゴロゴロとか、当人にとっては大事件でも第三者にとってはまったくどうでもいい退屈なシーンがほとんどで、これを2時間超、最後まで見せるのは監督に力量がないとできないと思う。しかし、ストーリーに意外性がない中、キャラ設定と人物描写で成り立つこういう世界観を文章で綴るとは、いったい、どんな小説なんだろう。原作を読んでみたくなった。味のある存在感で、誰だろうと調べてわかったのは、猪熊さん役・あがた森魚、じいちゃん役・桂春團治。
横になってばかりなので、昼食前に一周歩く。
12時半から食堂に並んで、一番に風呂に入る。温存手術リンパ転移なしの女性と話す。退院した翌日からフルで職場復帰するつもりだと言っていた。私も術後は元気だったなぁと懐かしく思い出す。
午後、たかじん、マツコ、鑑定団をハシゴ。棟方志功が「俺の父親がいる!」と抱きしめたという円空の木彫り仏像にノックアウトされる。
今回の部屋は、互いにほとんどおしゃべりをしないので、自分のやりたいように過ごすことができ、気持ちがすごくラク。
16時から、2周歩く。
洗濯。夕食。
モヤさまの後、雑誌『福岡ウォーカー』をパラパラ見て、21時からNHKスペシャルのTPP特集を見る。日本大学水野教授「農業は貿易になじまないと思う」の言葉に膝を打つ。この方と、滋賀大学柴山准教授の話がわかりやすくて、もっとずっと聞いていたかった。いずれもTPP懸念派。私もお二人同様、TPP参加のメリットを知りたい。
今日は昼寝もしていないのに元気だ。消灯後、Gyao!で、すべらない話をちょっと見て、やっと眠くなったので、23時、目を閉じた。