コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

タキソ+ハセプ+新薬 4C/16

これまで何度も前の晩のうちにやっておけと言ったのに、朝、出かける間際になって、モタモタと時間割を揃えているカズにキレる。さらに、私に言われるまで顔も洗ってない、歯も磨いていない! 何も言わなければ、そのまま学校へ行くつもりなのだ。一度言葉にしたら止まらず、またカズの心がぺしゃんこになるまで怒ってしまった。すごい沈んだ顔で学校へ向かうのを見て「しまった!」と思ったが、あとの祭り。一日のスタートを台無しにしてしまった…。せめて学校へ行く前と眠る前には、哀しい気持ちにさせるようなことは言わないようにしよう。と思ったら、水筒忘れてるし! もーっ!!!

あっくんを送る。園庭に出るのがどうも嫌みたいだ。泣きはしなかったけど、「あそびたくない」と靴を履き替えながらグズグズ言っていた。目が合った先生に託して、去る。

車を裏門に止め、カズの水筒を下駄箱に突っ込んで、外環へ。今日も病院。

紹介状を持って皮膚科を目指す。9時受付開始、10時半前に到着したら、駐車場は満杯で遠いところしか空いておらず、受付はなんと44人待ち! 整理番号を受け取っておけば、ネットで順番を確認できるから席を外していてもまったく構わないのだが、今日の私は足が痛くて、どこかへ行く気にもなれない。すぐ近くにある病院に今日外来で来ているはずの癌とも・Mちゃんとメールで連絡を取り合い、彼女が終わってから、こっちへ来てもらい、彼女の車の中で喋りまくった。それまでの2時間はずっと主婦雑誌を読んでいた。

『VERY』の西原理恵子×桐野夏生の対談が秀逸。西原節、絶好調! VERYのことを「恐喝産業でしょ」と言い切っていた。「『お母さんがこうだと子どもはキレる』っていう本を出せば絶対売れるのと同じ」とのこと。あと、おばさんになって失ったのは「ウエストだけ」。笑ったー。

Mちゃんを受付に待たせて診察。やっぱり抗がん剤の副作用による手足症候群だった。でも程度は軽いとのこと。ちなみに、みんなが気にしていた水疱は、どこかで擦れたんじゃないかと仰っていた。ステロイドと保湿剤でケアするようにと薬を処方された。

しかし私はMちゃんが好きだ。だって明るいんだもん。同じ傷を持つ同士だから、M「今度マンモやるんだ」私「右? 左? あ、ごめーん、右しかなかったっけ」みたいな会話でゲラゲラ笑えるし。別れ間際、「帰り、気をつけてね!」とちょっと心配そうに手を振る表情を見て、社会人になってからずっと仲がよくて公私共に頻繁に連絡を取り合っていたMに似ているんだ、と気づいた。

帰宅して、休む。すぐにカズ帰宅。できればカズが帰ってくる時には起きていたいのだけれど、連日の外出で疲れきっており、無理だった。朝のことはすっかり忘れたように鼻歌クンになっていたので、お菓子をあげる。

あっくん迎え。「せんせいさようなら、みなさんさようなら」と挨拶するところを、深く腰を折りながら「ありがとうございました」と言っていた。保護者か!? 今日は誕生日会だったらしく、あっくんも主役(5月生まれ)なので、「楽しかった?」と聞いたら、「ぜーんぜんおもしろくない」と答えた。あ、あんた…。確かに玄関に貼ってあった写真は最高につまらなそうだった…



家に帰ってから、「あっくん、今日ノーテレビデーじゃないの?」「ちがうし」「じゃ、いつやるの?」と聞いたら「きのう」と答えた。うまい! 「ままー、○○だよ、いっとくけど」などと言う。予想外のことがあった時は「オーノー!」と言う。LINEアニメのオープニングテーマで踊る。「あんた、この歌が好きなんでしょ」と言ったら、そうだと言っていた。いつのまにか、箸を使えるようになっていた!

夕食は、ごはん、タンドリーチキン、コーン入りサラダ、焼き芋、豆腐とネギの味噌汁。私は帰宅後、15時頃にお昼を食べたので、サラダと白ワインのみ。タンドリーチキンは木の葉モールの精肉屋で九州産鶏の漬けたのを見つけて初めて買ってみたが、2人に好評だった。簡単でよし。

弟からあっくんの誕生日祝いが届く。書留の他、アイスも別送で届いたので、子どもたち大喜び。