コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

抗がん剤FEC 4C 21日目

朝、あっくんの激しいレジスタンス。オムツを脱いでパンツに履き替えろと言ったら、どのパンツもイヤだと言い、引き出しの服を全部ひっぱり出してしまった。靴下も、あれもこれもイヤ、いませんたくちゅうのがいいの!ともうわけがわかんない。

いや、本当はわかってる。休み明けだから保育園に行きたくない上に、私が今日からいなくなるのを察知しているのだ。だからわざと、ままはやくおむかえきて、などと言う。

でもあっくんは、こうして感情を爆発させてオモテに出せるだけいい。

問題なのは兄ちゃんだ。名札とティッシュを忘れたのは気づいていたが、いざ病院に行こうとした際に、上履きも忘れてるのに気づいた! なんか今朝はボーッとして心ここにあらずみたいな感じだったからなぁ。

今日は体育もあるっていうのに、冷たい床を裸足じゃ可哀相…。プライド高いから本人は迷惑がるかもしれないが、結局届けた。

病院へ。もうまったく行きたくないから、不機嫌。口を開いても愚痴になるだけだから、道中ほとんどしゃべらなかった。いや思考を遮断して、何も考えないようにしていたに近い。それこそボーッとしてて、車を降りてから一人、夢遊病者のようにふらふらと病院に入った。

明日の治療の件で知らなかった事実がわかり、不安は増大するばかり。全然元気でないが、同室がおばあちゃん2人なので、そこそこ付き合っておしゃべりはした。

16時からコスメティックインフォメーションに参加。抗がん剤をする人が受ける、外見上の変化による精神的苦痛への対応の研究がいま国立がんセンター主導で行われているそうだ。先日の日記とカブる。タイムリー!

副作用で黒くなった爪をうまくカバーできるネイルの色、割れやすくなっている爪の保護法、位置さえわからなくなる眉の描き方、汗で眉が落ちないアイブロウコート、爪を保護しながら家事ができる手袋の紹介など、看護師さんたちが自分たちで探してきた商品をまじえて解説してくれる。マニキュアは嫌いだけど、塗ってもらったら、確かにちょっとアガった。一番有益だったのは、ウィッグは値段より似合うかどうかが大事、また、気にしすぎると挙動不審に見えるなど、先日ウィッグ屋さんで言われたアドバイスと同じことをまた聞いた。私も人の目を気にせずにウィッグをかぶろうっと。いい気分転換になった。

年寄りは夜が早いからiPhoneしてても気兼ねしなくていい。代わる代わるいびきをかき、代わる代わるトイレに起きてる。2人のプロフィールはまたのちほど。