コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

07W05D

カズを送ったあと、内田春菊『私たちは繁殖している』(妊娠すると必ず読みたくなる!)最新刊を買いに、駅ビルまで出かけようと思ったのだが、バスは途中で気分が悪くなりそうだし、天気もいいし歩くかと半袖になってテクテク歩いてみたが、途中で貧血っぽくなって事務所あたりまで行って帰ってきてしまった。すっかり自信がなくなっている。もともとプチパニック系なのだが、「急に気分が悪くなったらどうしよう」と思うと、胸がドキドキして、いてもたってもいられなくなるのだ。

本当は今日から、大阪、仙台を含む約1カ月の取材ラッシュが始まるはずだった。でもさすがに無理だろうと判断したおととい、クライアントに相談させてもらったら、私の取材立ち会いはなしでなんとか調整するのでその後の作業をお願いしたいと言ってくださったのだった。本当は仕事自体失ってもおかしくないのに、ありがたくてありがたくて・・・。友だちもみんな心配してくれているし、私は本当に「人」に恵まれた幸せ者だなぁと実感した。

そして仕事の心配事が消えると。途端にからだは楽になったのだった。やっぱり妊婦は余計なストレスを抱えてはいけないね。最初の妊娠のときからバイブルとしている『妊娠できごと事典』を読むと、この時期の妊婦は、これから子どもを体内で育てるためにものすごい体の変化が起こっており、普通に暮らしているだけでも、信じられないくらい疲労するのだと。

「もしあなたが疲れていなかったら、その方が意外かもしれません。妊婦の身体はたとえ休んでいるときでさえも妊娠していない人が山登りをするとき以上に働いているのです。一つひとつの自覚症状はあまりありませんが、たとえば赤ちゃんの生命の維持、すなわち胎盤を作っていたり、妊娠中には無視できない身体的・情緒的要求のコントロールをしていたりします。こういったことに身体が慣れて、胎盤が完成する四カ月頃になると、あなたは元気を取り戻してくるでしょう」

というわけでしばらくは外出を控え、自宅でできる仕事のみぼちぼちと続けることにします。朝の送りは行かないとまったくの引きこもりになってしまうので自分で行くけれど、お迎えはできる限りダーに協力してもらっているし。自身は気持ち悪いから食べないが、カズの夕食を用意してのんびりヤツの帰りを待つ時間は本当に幸せです。

おとといの朝、落ち葉が気になって体がきついのに頑張って家の前を掃いていたら、ふっと女の子の声が聞こえたの。「お母ちゃん、休みなヨ」。もちろん無意識の自分自身の本音なのかもしれないけど、別居からちょうど1年、ずっと仕事も育児も家事も頑張ってきて、この妊娠は、少しスピードを緩めて生きていいよ、そういうことなんだろうなと思った。

カスタードと生クリームのシュークリームにハマっている。スナック菓子は滅多に食べない私がさっきポテチ小袋も食べてしまった。昼用には100円ショップでマヨたっぷりの焼きそばパンなんか買ってしまったし。常にマクドナルドのチーズバーガーとポテトが食べたい。実際に食べだすと食べられないんだけど、食べたいという気持ちが復活してきたのはいいことだ。

食の好みのほかに最近の変化、おっぱいにメロンみたいに血管が浮いてきている、嗅覚が異様に敏感になっている、精神的にはいつも以上に攻撃的になった。相変わらず頭は回らない。