人が寝てるのにマイペースでテレビつけて夢中になってるとこ、ダーにそっくり。彼との生活を思い出した。
まだ眠い。あっくん登園に間に合う時間ギリギリまで二度寝。
覚悟はしていたが、久しぶりの登園に、あっくん行きたくないと玄関で靴を履くのを拒否。なだめすかして連れて行く。
さて、今日一日カズと何をしようか。普段あっくんがいたらできないことをしようと、天神でボウリング→めちゃうま伊万里牛ハンバーグランチはどう?と聞いたら、う~ん…と気が進まない様子。卓球に行きたいと言うので、卓球なんかいつでも行けるから、じゃ、海釣り公園へ行く?と聞いたらやっと嬉しそうにうなずいたので、2人でおにぎりとおかずを準備した。
出かける時、カズが、「あっくんがいないとこんな感じなんだね」と言った。「ねー!静かでいいやろ、それとも寂しい?いたほうがいい?」と聞いたら、「うん。なんかテンションが上がらない」と。「十分テンション高いように見えるけど?」と茶化したら、「ママが低いんだよ」と言われた。仰る通り。もう何年も、はしゃぐことをしていない気がする。
車で30分弱。最近、今宿に縁がある。
海釣り公園。大人1000円、子ども500円で4時間まで利用可。その後は延長料金がかかる。エサ代320円、駐車料金300円。以前買った、おもちゃみたいな竿と針を持参したので、レンタル代はかからなかった。
私たちの道具はサビキ釣り。それ以外、何もわからないので、針の付け方、エサの入れ方、竿の扱い方など、イチから指導員さんに教わり、エサが入ったおもりをこわごわ海に落としたら、いきなり、アタリが!
もう釣れた。
こちらではアジゴと呼ばれる豆アジだ。その後も入れ食い状態でカズと2人で釣りまくり、不器用なヤツは針を外すのが苦手で、「あ~どうしようこれ、目に刺さっとう~ママ~助けて~」とすぐ私を呼ぶから忙しいったらありゃしない。私は飽きっぽいから絶対暇を持て余すと思って仕事まで持ってきたのに、とんだ計算違いだった。

カズは、博多で、あぶってかもと呼ばれるスズメダイも釣った。
まだ2時間も経っていないのに、もうバケツがいっぱいになりつつある。当初は4時間フルにいるつもりだったカズも、これ以上釣っても食べられないねと、帰ることに同意した。
しかし疲れた。何がって、海に迫り出したあの造り。柵もないんだもん。さらに足元もメッシュ金網だから、はるか下に海が見えるし。心配性の高所恐怖症としては足がすくみまくり、移動すら手すりをつかまなくては歩けなかった。つまり、居るあいだじゅう緊張の連続だったのだ。カズがちょっと身を乗り出しただけでも、心臓がキュッと縮み上がる。救命胴衣をつけることが義務付けられているとはいえ、泳げないくせに絶対予測できない動きで走り回るあっくんなんかいたら、私は心配のあまり気が狂うだろう。そのくらい怖かった。
いやしかし、それを抜きにしても、釣りがこんなにも全神経を使うものだとは。スポーツと呼ばれる所以がわかったよ、マジで。本当いい勉強になりました。最後、ぬるい海水入りのバケツそのままで死んだ魚を持ち帰ろうとしてたら、指導員さんに呼び止められた。そんなんじゃ腐ってしまうとザルでこしてビニール袋に入れてくれ、あそこに氷が100円で売ってるから入れて行きなさいと、魚のお腹の出し方まで丁寧に見本をみせて教えてくれた。
というわけで、帰宅後も休めず、カズとひたすら魚のお腹出し。終了後、私はすぐに爆睡。起きたら珍しくカズも眠っていた。
顔が赤いからもしかして…と思ったら、やっぱりカズ発熱。38.5度。朝からなんか元気なかったし、海でも寒いと言っていた。可哀想なことをしてしまった。
お兄ちゃんがぐったり寝ているというのに、帰宅したあっくんは、バタバタ走り回ってうるさいのなんの!
夕食の準備がまた大変で。50匹以上の小さな魚に小麦粉を付けて二度揚げしていく。唐揚げを楽しみにしていたカズは熱があるくせに食べたがり、あっくんもめちゃめちゃ食べたので、残った半分だけ南蛮漬けにした。あとは昼間のお弁当の残りや、水菜と大根とコーンのサラダ。玉ねぎとじゃがいもの味噌汁など。
夜、しみじみと「楽しかった…」と思い出し、福岡の他の釣りスポットや、ウキ釣りについて調べ、幸福な気持ちで眠った。