朝、カズが出がけに時間割を揃えているのを見て、「もうこいつには何も言うまい」と決心した。何度、前日のうちに揃えておけと言ったことか。用意ができなくて、泣いたことも何度もある。それでもダメだから、ケチケチのカズが一番困る10円没収制度の対象にもした。なのに、なのに・・・ここ一週間くらい、私が罰金のことを言わないせいか、ずっと朝、しかも家を出る直前に、ゴソゴソとやっている。
もういいや。腹も立たない。私が前日に揃えておかないと気が済まないように、奴にも、どうしても直前になってしまう理由があるんだろう(100%忘れているだけだと思うが)。時間割が間違っていたって、支度が間に合わなくたって、別に死ぬわけじゃない。自分の思い通りにならないことでイライラしてカズに怒ることがまったく無意味に思えてきた。私がずっとそうされてきたように、些細なことで注意され続けるのは、その子に対して「お前はダメだ」というメッセージを送り続けていることになるし、本人もストレスになる。
あっくんを保育園へ送り、温熱へ。先生がいきなり「お酒やめたんでしたよね?」と仰ったのでビックリした。食事は全部見直して、自分のやり方を守っているけれど、ワインだけはやめてないことを言い訳がましく説明する自分がすごく格好悪いと思った。なんでそんな話をされたかというと、肝臓が悪い人が、最近、集中治療に来始めたらしい。あとは、ジューサーや環境浄化の話。先生は7種の野菜入りジュースを毎朝ミキサーで作って飲んでいるそうだ。すごい、癌患者みたいだ。
帰宅し、一人いつもの玄米+生卵+福神漬+味噌汁のご飯を食べて、午後は、イラスト依頼メールや部屋の模様替え。カーテンを変えたほか、ずっとずっと気になっていたプリンタ置き場を設置した。邪魔だったコタツに液晶テレビを置いた。一見コタツに見えないデザインのよいコタツを選んでおいてよかった。そして最大の目的は!
ご飯をみんなで食べること。今までは、子どもたちはテレビに向いてコタツで食べており、食事の準備に忙しい私は、あとから一人でダイニングテーブルで食べていた。でも、そういうふうにしていると、食育がどうとかじゃなく、使わないダイニングが結局、モノ置き場となり、散らかるのだ。それは、私の精神的によくない。
ふー、疲れた。待ちに待ったデザインが来ており、原稿にとりかかれる状況だったが、疲れて眠る。
夕方起きて、1時間で5軒ほど仕上げた。所要時間の目安が把握できると、気分がぐっとラクになる。
それにしても母の件。憂鬱。会いたくない。できれば一生。でも向こうは来たがっているという。生き甲斐だった孫の世話を取り上げたことで彼女の精神疾患及び痴呆が加速した責任は感じている。でも一方で、こっちの一生をメチャクチャにされたという被害者意識がむくむくと湧き上がり、拭い切れない。向こうは病気? そんなの知ったことか! こっちが病気になったのだってあんたが大きく関わってるんだよ。もう最近じゃ、生死をかけたバトルのような気さえしている。あっちが死ぬかこっちが死ぬかみたいな。どうすれば。いや、考えない考えない。
晩ご飯はタンドリーチキン、じゃがいもとにんにくのロースト、オクラの揚げ浸し、キャベツの味噌汁。食後に巨峰。
布団の中で、カズと会社員とフリーの話し。会社員は仕事してもしなくても一定額の給料がもらえる、フリーは仕事やったらやっただけお金がもらえる、と簡単に説明したら、「オレは会社員がいい」と。「で、仕事しないわけ?」と言ったら、「そんなこと言ってない!」と憤慨し、「夜、眠れないのは嫌だ」と言った。私が、フリーは忙しかったら、パパみたいに夜も眠らずに仕事しなきゃいけない、ただ、その代わりに暇な時は昼間でも遊べると言ったからだ。眠れないのがいやなんて、小学生の発想だなー。可愛い。