コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

2007/7/6(金)

朝起きたら、母はもういなかった。2階に行ってジジに挨拶したカズ、「ババは?」と聞いて「もう帰ったよ」と言われると、私のもとに駆けてきて胸に顔をうずめてしくしく泣いていた。でも、ジジにゴミにされてすぐに機嫌直る。父は、カズを布団にくるんで「捨てちゃえ!」と言って投げたあと、馬になって逃げるのだ。それをカズが追いかけてまたがる。「つかまっちゃった!」と言われて喜ぶカズ。そして部屋を何周かしたあと、また「ヒヒーン!」と落とされる。そんな遊びを繰り返していた。

もう正直に書くのも嫌だが、ふつかよい。タクシーでカズを送ったあとしばし休み、「ぼえ~、ぎぼぢわる~」と言いながら農場の作品集校正。ま、ほとんどがクレジットなのだけど、全80頁。

お迎えをダーに頼むと、ピックアップ予定時刻に電話がかかってきた、「メシは?」。

本当は出かけるのさえ億劫なのだが、夕食の支度と後片付けをしなくて済むのはありがたい。麻布十番で餃子。以前なら餃子でビール無しなんて考えられなかったが、初めてウーロン茶で食事した。

夜、車で遊ぶカズを適当に構いながらHDDに録ってあった『モーガン・スパーロックの30デイズ ~刑務所で30日間』を見る。「1カ月間マクドナルドのファーストフードだけを食べて生活するとどうなるか? 」を自らの体で試したドキュメンタリー映画『スーパーサイズ・ミー』で一躍有名になった監督のTVシリーズである。もう顔を見ればわかるように、この人基本的に優しいんだよねぇ。受刑者と同じ体験をしながら「これはひどい。人間としての尊厳が・・・」とか嘆くのだけど、私は「犯罪者なんだからどんな過酷なところに入れられたって自業自得じゃん」と思いながら見ていた。でも、「そうじゃないんだ!」と最後まで見て気付いた。犯罪者をつくりだす劣悪な環境=アメリカの社会構造の問題が根本にあるのだ(獄中で仲良くなってモーガンより先に出所したふたりともが、固く更正を誓ったにもかかわらず数週間で再び逮捕された結末は、かなり切なかった)。モーガンは最初からそこを描きたかったのかもしれない。しかし、いつも思うのだがフィアンセの彼女がいいのよ。知的でしかも振る舞いが超可愛いの! ここまで全身で「あなたが好きよ」って表現されたら、もう男の人メロメロだと思うよ、マジで。

ものすごく眠りたいのに、眠れずに2時過ぎまで起きていた。

「モーガン・スパーロックの30デイズ 第2シリーズ 」