コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

すごい先生がいたものだ

帯津良一先生の本を初めて読んだ。

先生の名も、西洋医学と東洋医学の枠を超え、人間まるごとを診るホリスティック医療の第一人者であることも存じ上げていた。

しかし、やはり知った気になったつもりでいるのは一番いけないことだね。自分の認識とは、もうスケールからして全く違った。

生老病死!生命場エネルギー!宇宙!150億年の旅!

病気になってから私が感じてきたこと、考えてきたこと、すべてがつながった。生気を失った女性が登場する昨日の村上春樹の小説も。そして、温熱が私の何に効いているのかも。

気。元気。病気。

今まで読んだ病気関連のたくさんの本がすべて吹っ飛んでしまった。何を読んでも納得できない部分があったのに、帯津先生の主張は100%疑問を挟む余地がない。

“治しを毛嫌いする代替療法の指導者がいるかと思えば、癒しにまったく理解のない医者もいますが、好き嫌いの問題ではなく、治しと癒しを統合し、あるときはホリスティックに、あるときは西洋医学に委ねることで、柔軟にバランスよく使い分けていけばいいのです” 
そうだそうだー!

“健康は善で病気は悪という考え方は寂しい” 
なんという、病人を励ますのに、これ以上の言葉があるだろうか。病人はいつも、病気になったのは自分が悪いからだ、周囲に迷惑をかけてしまって申し訳ないと、自分を責めている。というか、そういう気に病む性質だから、病気になる。

そんな先生が名誉院長を務める帯津三敬病院は、なんと私の実家がある埼玉県川越市にある。この偶然。今や統合失調症と認知症でひきこもり状態の母をもっと昔に診せていたら少しは違っていたかもしれない。

※2013-11-09 23:36:53  過去記事再掲