コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

20150621

月イチ収集の燃えないゴミを集積場に出して、博多行きのバスに乗る。鹿児島へ。

途中、旅行用に封筒に入れておいた現金をそっくり忘れたことに気がついた。財布の中を調べたら8,000円、オーマイガーッ! 昨夜、赤ワインを飲んだ後、温熱を丁寧にしてさましたつもりでいたが、酔いが残っていたのかもしれない。しかしなんで旅行の度に、こういう信じられないポカをやるんだろう私は!

今は休日でも稼働しているし、ATMでおろせばいいことなのだ、口座にお金があれば。しかし私は旅行用にと残り少ない残金をほとんどおろしてきてしまった。しかも、不要なカードはポイントカード含めすべて置いてきた。8,000円以外に使えるのはJCBのクレジットカード1枚と、ファミマで使えるTポイントだけだ! 

普段はネガティブだが、こういう時の開き直りは早い。まぁ最悪クレジットカードでキャッシングすればいいやと思いながら、ふと、ここ数週間自分が「(子どもと一緒に旅に出られるのなんかあとわずかだから)借金してでも旅行に行く!」と何度も思っていたことを思い出した。このような現実を、私が引き寄せたのだ。願いの叶い方があまりにストレートでおかしくなる。

子どもたちを一度乗せてあげたかった九州新幹線つばめ。グリーン車のように広くて洗練されたデザインの車内。座席の手すりやサンシェードやトイレののれんにも自然素材が使われていて、とってもいい感じ。美しい。揺れもそんなに感じなかった。車掌による切符のチェックなし。

まずは改札を出たところの総合案内所へ。こちらの事情を説明しつつ、相談に乗ってもらう。ちまちま現金で乗車券を買うより、カードでレンタカーを借りたほうが現金が減らないかなと一瞬思ったのだが、知らない土地の運転が不安なのでやはり公共交通機関を使うことい。市営・市バス・観光ルートバスシティービュー等に乗り放題の1日乗車券を買った。

最初に乗り込んだバスは運営会社が違うらしく、私たちのチケットでは乗れないとのこと。乗り直した市営バスで鹿児島港の桜島フェリー乗り場へ。港方面の右へバスが曲がった時、桜島の勇姿が見えて、思わず声をあげた。でかい!

フェリーは能古島行きを思い出すくらい、想像より可愛らしい。船内にうどん・そばコーナーがあって地元民らしいおじさんが普通に食べているのに驚いた。

実はちょっと噴火が怖いし、桜島は降り立ったらすぐ帰るくらいでもいいかと思っていたのだが、到着してみるとやっぱり色々回りたくなってしまった。タクシーの運ちゃんが寄ってくる。メーターじゃなく時間制で観光してくれたりしないの?と聞いたら2時間7,000円とのこと。値引きしてくれるとは言ったが、カードは使えないというし、今の持ち合わせじゃとても無理。レンタカーも聞いてみたらカード不可。さらに、灰で滑って危ないからレンタサイクルも子ども用は貸していないという。

目当ての恐竜公園も入り口が土砂崩れで閉鎖されていると聞かされ、来た意味ないねぇと言いながら、あっくんが行きたいと行った海沿いの公園へ歩いて向かう。道に積もっている降灰にカズ大興奮。早速触わりまくって、顔や手を真っ黒にしていた。

溶岩の合間を歩き、長さ約100m、その規模日本一という足湯に浸かってみる。かなり熱かったが気持ちよかった! ふと思い立って、桜島ビジターセンターに寄ると、1日8便の観光バス・サクラジマアイランドビューがもうすぐ来る! なんというラッキー!

満員のバスに揺られながら西エリアを周遊。主な観光スポットごとに5分ほど停車して自由時間となる。途中、噴火したらしく火口から茶色い噴煙が上がり、みなびっくりしていた。「ここからはジェットコースターばりに飛ばしていきます」「久しぶりなのでカミカミですみません…!笑」のんびりした口調の運転手さんの解説が楽しくて車内は爆笑の渦、最後は大きな拍手まで起きていた。いいな~、このムード。

湯之平展望台、桜島の中でここだけは来てみたかった場所。自然の大迫力に加え、運転手さんのおかげで乗車時間もずっと退屈せず楽しかったし、本当に「桜島に来てよかった!」と思えた。カズもそう言っていた。







朝から持参のおにぎりだけは食べていたが昼食がまだだったので、帰りのフェリー内で、行きに気になっていたうどんを食べた。現金を節約したいので、うどん1つといなり1パックをみんなで分けて食べた。「やぶ金」美味しかった! 実はみんなもっと食べたかった。

フェリー乗り場からすぐ行ける、いおワールドかごしま水族館へ。ジンベイザメくんがいなかったのは残念だったが、帰りにあっくんが草むらの中で野生のカメ(30cmくらい)を見つけたのが面白かった。



帰りはさすがに疲れて、お金を持っていたらタクシーに乗るところだったけれど、ぐっとこらえて市営バスを待ち、天文館へ。

みな疲れている中、クレジットカードの使える居酒屋を探すも、時間が早すぎてまだやっていない。唯一やっていてカードも使えるところにカズは入りたがったが、全国チェーン店なので私が気が進まない。とりあえずファミマを探し、Tポイントでジュースやらアイスやら買ううちに、「あんなところで5000円とか使うなら、もうここでなんか買って帰ってホテルでゆっくり食べればいいや」と思い至ってカズに提案すると、それでもよいとのこと。

クレジットカードを使えるタクシーを拾って、ホテル着。天文館から15分ほどとアクセスは悪いが、1人980円で泊めてもらうのだから文句は言えまい。ちなみにリニューアルしたばかりということで、すごくキレイだった。



ハイボールを飲みながら、超久しぶりのコンビニめしを頬張って、あっくんとベッドで就寝。