コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

2007/12/12(水)

そうそう昨夜のこと。急遽決めたカズの誕生日会の店を探し、予約したのだった。いま割と話題のイタリアンで個室あり、子連れ歓迎、しかも記念日にはケーキを焼いていただけるという理想に叶った店を恵比寿で見つけたの。カネはかかるが、普段お世話になっているジジババや妹への御礼も兼ねているのと、とにかく時間が無くて家では何もできそうにないので。「かずあきくん、おたんじょうびおめでとう、とケーキに入れてください」と言って電話を切ると、カズが「よやく?」と言った。げっ!? 起きてたか。

終日原稿。昨日なにもやらなかった自分が悪いのだが、結構焦る。締め切りギリギリって精神的にダメなのよ~。卒論だって1週間くらいまえに提出して(ちなみにタイトルは『谷崎潤一郎のナオミについて』エロ!笑)、同級生の男子に「イズミちゃん、卒論どした?」「もうとっく!」「けっ! こういう嫌なヤツおるよなぁ」と毒を吐かれたほどなのだ。

ダーにお迎えを頼むが、一向に帰ってこない。心配しながらも、書いた原稿をプリントして、赤字を入れて、また直してテキストにして、等、延々作業をしていると、20時前にやっと帰ってきた。もう、カズが食べたいと言っていたメザシも冷めちゃったじゃないの!

待ちきれなくて車まで行くと、ダーがにやにやしてカズに「ママにちゃんと言いな!」と言う。「なによ!?」と聞くと、スーパーに一緒に買い物に行って、カズにどら焼きみたいなお菓子を半分あげようとしたら、いったん受け取ったが返して「いらない。ママに怒られるから」と言ったのだそうだ。ダーはまだげらげら一人で笑っている。つられて笑ってしまった。あのね、私は自分の人生の中のお笑い担当がいなくなって正直、寂しいよ。ダーはいいよ。ダーツ仲間といつでも会って喋れるんだから。私は人と約束しない限り、話し相手は基本的にカズだけ。あとは全部、仕事絡みだもの。

カズと夕食後半、もう飽きて椅子の背に座ったりしているので、「あんた、そんなことしたら後ろにひっくり返って危ないよ」「ひっくりかえらないよ」「ひっくり返るよ! だってママ、子どものときに、おんなじことして後ろに倒れて、食器棚のガラス割ったことあるもん」「そしたらば?」「ジジがねぇ、“パリン! いまの、いい音だったねぇ”って言ったのよ」と言うと、カズ、げらげら笑い出す。「ぜんぜん、いい音じゃないよねぇ」「そうよ、ババには“なにやってんのッ!?”ってめちゃくちゃ怒られたけどさ」「ジジは、いい音ねっていったの?」「そうそう、ジジ変だよね?」「へんだよ~」と言ってギャーギャー顔を赤くして受けていた。私まで、つられて大笑いしてしまった。すると、カズもまた笑うのでふたりでげらげら。すっかりダーと、お役目交替ですね。

そういえば先日、Kチャンと飲んだとき、彼が、私の日記から、「Kさん(ダー)とカズのギャグのセンスが既に似ていておかしい」と言っていたっけ。ダーはギャグを飛ばしたあと、自分が真っ先に笑うんだけど、カズもそうなんじゃないかって。それに対し、ダーは「カズのウケ方がおかしい」と言っていた。意味がわからないので、「なにそれ?」と私が聞くと、「カズに、“パパ~、なにでお迎えきたの?”と聞かれたから“バイク!”と答えたら、すんごいウケて、“そんなわけないよね~”ってげっらげら笑ってんの」とダーが答えた。それ、おかしいよ。あの日も私、めちゃめちゃ笑ったけど、今でも思い出すと、おかしいもん。

笑う門には福来たる。ちょっと早いけど、来年は、笑いにあふれた、いい年になりますよう。