コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

2007/9/7(金)

夜中じゅう、風雨が吹き荒れているのはわかっていたが、雨量を確認しに玄関まで行く元気はなし。

事務所に泊まりのダーに、もう丸2日間もなんの連絡をしていない。こんなこと、長期取材で私が不在の期間以外、出会ってこれまでにあったかな。

終日、保育園に行けないカズと過ごす。台風明けの晴れで、洗濯機をガンガンまわしまくった。

夕方、NHKをつけたら「おしりかじり虫」の特集をやっていた。人気の理由として、1)同じ言葉の連呼、2)声のデジタル加工(ひと、特に子どもは聞き慣れない音声に強く反応する。過去の例で言えば「帰ってきたヨッパライ」など)、3)禁忌事項(うんこ、おならなど、おとなが“言ってはいけない”という言葉を子どもは言いたがる。クレヨンしんちゃん人気しかり)。その他も、乗りやすいリズム、さらには“おしりをかじる”という行為自体の面白さ、それによって生じる人間関係など、現代では不足しがちなコミュニケーションを暗にこの歌は推奨しているんだそうな。あ、あとは、景気が拡大傾向のときは大ヒットが生まれるらしい。なるほどねぇ。

それからこの歌をググったときに、初めて「ニコニコ動画」を見たが、おもしろかった! 動画にかぶさるように、視聴者のコメントがリアルタイムで右から左へ流れるのだ。いろんなサービスがあるなぁ。

カズをダーに引き渡すため、事務所へ連れて行く。「おつかれさま」の意味を込めて、ダーの両頬を手のひらで鋏んでカズの目の前でほっぺにチューをしたら、チビはとても嬉しそうに笑った。子どもにとっては両親が仲がよいことが一番だよねぇ。私はもう、小さいときからずっと両親の喧嘩の仲裁役をしていて。衣装ダンスのネクタイをむんずとつかみ、旅行鞄に放り込んで家を出ようとする父親に向かって「ねぇ、おとうさん、ほんとうにでていっちゃうの?」って何度も聞いた覚えがある。その度に父親は、怖い顔をいきなり崩し、「行かないよ」と言うのだった。

19時半からWと打ち合わせ@神保町。旧い友達と仕事をするのは本当に緊張する(彼女もメールで同じことを言っていた)。空腹もあいまって、途中から胃がキリキリと痛み出してしまった。この時間からの打ち合わせなら、終了後はビールの一杯くらい飲めるのかなと思ったが、多忙のW、そうもいかず(それとも私に気を遣ったのか?)。社を出て、カズの面倒を見てくれているダーに電話するが何度かけても出ず。苛つく。

データ納品のため、四ッ谷の取引先にカズを連れて行くのは知っていたが、どうせその後はダーツバーにいるはず。

日比谷から千代田線に乗り換えて赤坂下車。見慣れぬ景色に「?」と思っていたら、間違えた! 最寄り駅は赤坂見附だったのに! 重い資料を持って、店まで歩く。とんと疲れた。

いつもならダーが外までカズを連れだしてくれるのだが、今日は先日沖縄で世話になった店長のケンちゃんに挨拶をしたい。上まであがって行くつもりでエレベーターを待っていたら、父子とともにケンちゃんが現れた。「ボクも挨拶しようと思いまして!」さすが、ダーが常日頃、教育が行き届いているという店の店長だけある。感心する。

タクシーで帰宅。

カズは興奮したのか、23時過ぎまで眠らなかった。

私はワイン1本飲み干したが、あと少しだけ飲みたくて、でも、近所までさっと買いに行くパワーがどうしても出ず、いつ帰ってくるかわからないダーに「帰りに酎ハイ買ってきて~。本搾り生希望!」とメールしただけで満足して眠ってしまった。