早朝からお腹が空いて、起き抜けに昨日のビッグアンパンの残りにかじりつく。朝食の白飯も梅干しやらナシで美味しく食べられ、これは調子がいいぞ、と思ったが、朝のうちだけだった。
年賀状用に筆まめアドレスfor iPhoneに住所を入力していたら疲れてしまい、テレビを点ける。NHKドキュメントで
高齢者の医療費問題「普通の老後が生きられない」を見て気が滅入る。
同部屋に24時間点滴の方がいるのだが、昨夜は夜中のアラームが賑やかだった。寝不足。さらに、天気がよいと眠いのだ。帽子を深くかぶって目をつぶる。束の間の幸せ。こんなふうに、眠るように死にたいと思った。
元気が出ない理由は、体力が落ちていることと、やはりまだ気分が悪いのだ。
せっかくダーがカズとあっくんを連れて「クリーニング屋ですけど洗濯物取りに来ました…」と寄ってくれたのに(しかもオムライスのおにぎり持参で! なんて優しいの…涙。だけど結局あっくんが食べちゃった…)、私が食べたくないお昼をまずそうにかきこむだけの哀しい会合となってしまった。
そうカズ今日で9歳! こんな誕生日で本当にごめん…。でも、まっすぐで優しい、強くたくましい、どこに出しても恥ずかしくない、さらにはとびきりハンサムな、立派なムスコになりました。ただひたすらに、ありがとう。
日曜日の午後は来客が多い。ポヨさんDVD『亡国のイージス』観てヘッドホンで耳を塞いだが、邦画は周囲がうるさいと日本語ががちゃになって、観るのしんどいね。
で、映画。最初はそのストーリーに引き込まれかけたが、途中から幾度となく出てくる、あり得ないセンチメンタリズムに興ざめ。惚れた男にアラが次々と出てきて最後は顔も見たくない的な終わりとなってしまった。残念だ。ちなみに小説や漫画は読んでみたい。
15時に駆け込みでお風呂。食事が楽しめない今、唯一の楽しみ。本当はもっと早く来てゆっくりと浸かりたいのだが、食堂での待ち時間を人と話すのがつらいのだ。おしゃべりを楽しむ気力がない。
便通コントロールもうまくいき、前回よりラクな気がしていたが、体へのダメージはやはり蓄積しているのかも。これからが怖い。
楽しみにしていたTHE MANZAIはつまらないし、選挙結果は見ると熱が出そうなので、ポヨさんが貸してくれた橋本豪『ガンを食事で治した医師と患者のレシピ』読む。
単なるレシピ本ではなく、食事、自律神経、メンタルの三本を柱に、セルフ治療を提唱する医師の本。自らのガン克服に絡み、幼少期のトラウマからの脱却の話があり、私の昨今の想いとリンクした。そういえば昨日ネットでたまたま見たレイキの記述もあったな~。医師にしては珍しいんじゃないかしら。スピリチュアル系に抵抗の少ない私ですら、レイキはちょっと簡単には近づけない感じがあるもの…。
しかし、抗がん剤や放射線治療を選択しない癌患者も多いのだなぁとこういう本を読むと、つくづく。私が抗がん剤をしているのは、あとに続くハーセプチンの効果を上げるためと、標準治療を受けずに再発したら後悔するから。そしてもう一つ、抗がん剤がどのくらいしんどいものかを知りたいというライターとしての好奇心があるのだけど、最近になって、この好奇心は死と隣り合わせの大変危険なものなんじゃないかという気がしてきた。
あくまで、自分の体の弱り方を実感してのことだけど。持病もなく、元気な私でさえ、こんなに弱るんだよ。お年寄りとか、体力のない人は、きっと負けちゃう。いや違う、誰だって、ちょっとしたことをきっかけに逝っちゃう状態になる恐ろしいものなのだ。
抗がん剤ってなに…? これは本当に人体に使ってよいものなの…? 問いかけは続く。答えはどうすれば、出る?