朝、車で保育園に行く途中、3歳児クラスの子どもを抱きかかえて歩くママを見かけた。追い抜く前に車を停めて声をかける。「重いでしょう。駐車場までだけど乗って行かない?」。以前からずっと気になっていた女性。私の推測だけど、たぶんシングル。保育園で彼女の子どもはいつも眠っているか、ぐずっているか、熱を出しているか。そして、最近気づいたのだけれど、同年齢の他の子のように歩けない。単に体が弱いのだと思っていたが、恐らく軽い障害があるのだ。一人で、常に機嫌が悪い子どもと2人きりでずっと一緒にいることを想像しただけで泣きそうになる。車を降りる時、何度も「ありがとうございます」と言ってくれた。勇気を出して、声をかけてみてよかった。
午前、台風一過のような晴れ。クリーニングに出すかコインランドリーで洗おうと思って外したままだったコタツの敷布団を洗って干す。あとはほとんど料理。キャベツの水気を搾ろうとしてとして床にぶちまける、コショウを洗い桶の中に落とす。しびれている手先が危うい。
最寄りスーパーへ歩いて買物。帰路、雨が降りだしたので急いで帰る。
午後は念願の庭。また雨が降って来たが、構わず続ける。なんと麦茶のおじさんからいただいた里芋で芽が出たものを適当に埋めておいたら、2つも葉が出ていた! こういう発見に癒される。あとは草むしりをしながら考えた。たくましく思える植物だって支柱を必要としている。誰かに支えてもらってこそ元気に生きられるんだ。苗が一つ病気になって放っておいたら、他の苗にも伝染ってしまう。早めのケアが肝心だ。人間も同じ。土から学ぶことは本当に多い。
腰が痛くなってきたので寝る。いまはとにかく、休むこと。
保育園の帰り、歩いている私たちをママチャリで追い越していったお友だちを追いかけて、どこまでも走っていってしまうあっくん。「あっくん!」大きな声で何度呼んでも、止まらない、戻ってこない。まさかと思ったが、車がビュンビュン通る道までも(一応左右は確認していたが)渡って行ってしまった。今の私は彼を走って止めることができない。正直、もうどうなっても知らんわと思った。自宅近くになってやっと追いつき、思い切り叱る。命に関わる危ないことはきちんと教えなくては。家に入っても、まだ叱る。「あぶないやろ!」「ママはいま走れんのよ!」「車に轢かれたら、もう誰にも会えんのよ!」と言うと、泣いて顔をくしゃくしゃにしながらも一つひとつの言葉に「はーい…」と律儀な返事をするのが、あっくんらしくて切なくなる。最後に、「楽しかったんだよね、追いつきたかったんだよね」と言って抱きしめるとうなずいてワ~ン!と泣いた。そして1分後に、「あいすたべちゃだめよね?」と聞いてきた。
夕食は、ごはん、キャベツとツナと卵のチーズ春巻き、大豆のひじき煮、ニラともやしと豆腐の味噌汁。キャベツとキュウリと大葉の塩もみも作ったけど、出さなかった。
宿題をしているカズが暑がって仕方ないので扇風機を出した。確かに蒸し暑い。あっくんも珍しく服を脱いでいた。
夜、夕方来た想定外の原稿修正。ゲームに熱中して、なかなか風呂に入らない子どもたちにイライラして、「ママ忙しいんだから早く寝ろ!」と怒鳴ってしまう。元の木阿弥。結局、ライター業をやっていると、こうなるのだ。