コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

就労準備性の欠如

2月からの会社勤めに限界が来ていたのを改めて自覚したのは、先日、運転していたとき。

出勤途中や帰り道、車内でかける音楽に合わせて歌をうたおうとしても今までは声が出なかったのだ(以前はそれが一番の楽しみだったというのに!)。喉が詰まったような感じがして、まったく発声ができなかった。それが会社を辞めた途端、普通に歌えるようになった。まったくわかりやすい身体だ。

新しく挑戦した仕事は好きだったけど、頻繁に鳴る電話をとることや、様々な人との連携が日々必要なこと、それにともない、一緒に仕事をしている人に折を見て何度も話しかける必要があること、人と一緒に車や公共交通機関で移動しなければならないこと、本来の仕事以外の業務が多いこと等から、早々に長く続けることは無理だなと悟った。

それでもなんとか契約の半年は頑張ろうと続けてきたけど、前述のように声が出なくなったり、ささやかな送別会を開いてもらったりして緊張の糸が切れたラスト一週間は、毎日起きるのが精一杯で、アラームを10分ごとくらいに伸ばし伸ばしにして、カズの弁当も免除してもらった(ああその分のお金あげなくちゃ・・・)。

思えば多くの人と連携をとって仕事を進めるというやり方は私にとって初めてで、自分が苦手なことが本当によくわかった。そして電話や対面といった前時代的なリアルなコミュニケーションがまったく好きでないことも。

でもそれを、私は、人から見たら何でもないことのように、やってしまうのだ。だから自分に無理が来る。「苦手って普通できないことを言いますけど。苦手だけど、Kさんはできちゃうんですね。」とはN氏の弁。

会社勤めは無理だから、個人事務所を経てフリーになったのに、いやいや違うかそれはたまたまそういう流れだったからだけど。

とにかくもう今後、人に雇われるのは、絶対に辞める。もちろん将来の目標に向けての修業は別だけれど、経済的な不安を理由に安定した給与を得ようとするのは終わりにする。