コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

2008/02/08(金)

千円札が印象的な日。

正午から取材@御茶ノ水。昨夜できなかったため、1時間前に集合して段取りや質問項目など確認。

その後、打ち合わせがてらクライアントK嬢とランチ。私より2週間あとに同じく男児を出産した彼女、なんと出産した病院まで一緒だったことが判明。子どもを産んだ瞬間からまったく変わってしまった日々に戸惑ったこと、完全母乳を目指していたのに思うように母乳が出ずつらかったこと、外出できるようになるまで本当にしんどかったこと(彼女はその期間を耐えられず、新生児を連れてデパートに出かけ、知らないおばさんから「そんな小さい赤ちゃん連れて!」と何度も怒られたそう。私もカズを抱っこして近所を歩き回って、ダーに「直射日光、いいの?」と言われ焦った記憶がある。確か当時の日記にも書いた)。さらに、子どもを預けて働いているとまるで子どもが可愛くないかのように思われるけどそれは違うよね、などと話は尽きない。気付けば、次の打ち合わせ時刻が迫っており、急いで会計。きっかり千円ずつ支払う。仕事いっぱいもらってるんだもの、いま思えば御馳走すればよかった。

丸ノ内線まで走り、電車に飛び乗り霞ヶ関へ。着後、代理店P・T氏と待ち合わせた最寄り出口までがまた遠く焦る。日比谷線ホームを経由し千代田線へ、広い駅構内を走って移動しながら気付く。お昼を食べた店のすぐ目の前にあった、新お茶から千代田線で来ればすぐだったじゃん! 

2月いっぱいこれにかかりきりとなるサイト制作の打ち合わせ。一部ではなく、まるごとを新規で作るので、私が書かねばならないページは100Pを超える。

終了後、デザイナー氏と別れたあと、「ビール飲みに行こう!」とT氏。「えー、私はいいけど、だってまだ16時ですよ、お酒飲んで会社帰ってもいいの?」と聞くと、「関係ない、いいよ」と。

18時にはカズを迎えに行かなければならない事情を説明すると、白金高輪に一本で出られる内幸町の店を選んでくれた。生ビールのあと、さしつさされつ、お銚子2本空ける。「昼間の酒は最高だ」とご満悦のT氏、「あなたにお酌してもらうなんて夢のようですよ」としみじみ言った。・・・なんだかねぇ。

明日はボルダリングジム(屋内ロッククライミング)に行くそうだ。握力と腕力を付けたいのは、ひとえに彼の趣味である中国茶を注ぐ所作を美しくしたいがためだという。前も書いたけど、すんごい凝り性。中国語の次にマスターしようと決めているという言語についても聞いた。「それでサイト制作できれば、あと10年は食えると思わない?」「いや、10年どころか・・・」と完全に舌を巻いた状態の私。いま、会社の仕事のほかに彼が注力していることなどを聞くと、とにかく何をやるにも、世の人の何十歩先を行っている。なんで人には同じ24時間しかないのに、それだけいろいろなことに精通できるのか。本人にも言ったけど、本当に凄い。

会計、3100円。「100円ちょうだい!」と言われたので、小銭大王の私がすかさず手渡す。彼が領収証をもらっていない様子を確認し、千円札も一枚。昼間に続いて、なんだか有意義な千円×2だなぁと思う。

カズ迎え。酒臭さは風邪を装ったマスクで誤魔化した。

またまたカズと歌いながら帰宅。途中のサンクスで大好物のコンビーフ&ハムカツサンド、赤ワインを購入。

園への送りを頼んだダーと一緒に渋谷で昼間ハンバーグを食べたというカズは、食事のときから眠そう。風呂に入れ、電気を消したら爆睡。気付けば、「これで昼飯でも食って!」と言ってダーに渡した千円札が私の畳ベッドの上に置かれたままになっていた。しみじみ眺める。きょうこれで3度目だー。

本当は本日取材分のテープ起こしだけでもしておきたいところだが、ワインを飲み干しながら日記を書いた。