コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

教訓を探そう

これまでにない大きなミスをしてしまった。ここ最近のバタバタとはまったく関係のないところでの校正ミス。間違いが大きすぎて数万部刷り直し。

発覚した昨日は、ショックがでかすぎて、最低限の家事だけはしたが、布団に倒れこんで起きられず、そのまま眠った。本当に予想外の出来事に弱い。ストレスに弱い。メンタルが弱い。

眠れるだけいいのかもしれないが、昨日はたくさんの仕事にやっとキリがついて、心身ともにクタクタだったのだ。そこに来てのトラブル。ノックダウンもされるよ。

何より嫌だったのは、ミスがわかったあと、素直に申し訳ないという気持ちより、これまでもろもろ問題があり、その結果でこのようになったクライアントを責める気持ちや、ちくしょう金曜日なのに飲めないじゃんとか、どんぐらいお金を持っていかれるんだろうとか、自分の身の保身ばかりを考えていたこと。特に相手を責めるようなことは、電話で実際に相手に言っちゃったから、余計にあとあじが悪い。

たぶん、なんか、きっと、私はこうなることを予想していて、その心配をしたときにダーが言った「オレ(こっち)のせいじゃない」とい言葉は、私をこれまで精神的に随分助けてくれたけれど、実際にトラブルが起きたら、やっぱりそれは制作ディレクターである私の責任なんだよ。それにやっぱり相手を責めるのは、私のやり方じゃない。

よしだんだんわかってきた。今回どうしようもなく参ってるのは、やっぱり、ミスそのものより、自分らしくなく相手を責めるようなことを言ってしまったことだ。

前からここに書いているけど、抗がん剤後、本当に脳がヤバイのだ。仕事に限らず、あり得ないミスをするし、校正なんかザルもいいとこ。だから、今回だって自腹で校正者を頼んで完璧な状態で印刷直前までいってたのに、先方の都合で急遽大きな差し替えがあり、その修正確認が漏れたのだ。

昨日はもうすっかりこの仕事をやっていく自信をなくし、というか、本件以外でももろもろ納得がいかないクライアントから逃げ出したくて、もう一切仕事したくないとばかり考えていた。

でも違うのだ。ミスが起きた時のその対応で人の真価がわかる。向こうはどうしてそのようになったのかの事実を確認しし、事後対応を急いだだけで私を責めるようなことは一言もいわなかった。私も誠実に対応しよう。

そして、今回のことから、学んだことを次に活かそう。

印刷物はできるだけ受けない。受ける時は自分以外の第三者をメインに立てるか、校正者をつけて最後まで見てもらう。デザイナーにも、修正したら終わりでなく再度確認してもらう。しつこく自身でも何度もチェックする。そして一番大事なこと。決して今回のように仕事を途中で投げない。

あまりにもだらだら長引き、理不尽なことが続く仕事に、もうどうでもいい、と思っていたし、実際、ダーにも言っていた。彼も同じ気持ちだったろう。

その結果である。

あーしかし昨日はしんどかった。手も震えたし、食事なんか味がわからないし、一日で癌が再発するかと思ったぜ。