コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

20150622

月曜日。カズ代休、鹿児島2日目。

朝から雨。桜島は煙っていて見えない。昨日観光できて本当によかった。

あっくん、昨日ファミマで買ったスティックパンを6本全部一人でたいらげた。

何度もベランダへ出ては、今日の予定を考える。小降りなので、平川動物公園。遠いからずいぶん迷ったのだが、近場の観光スポットは恐らく彼らが大人になって出張や友だちとさくっと旅行に来た時にでも見られるだろうから。

午前に動物園を見て、午後、余裕があれば、市内の観光ルートバスにでも乗れば16時過ぎの新幹線にちょうどいいだろう。

ホテル近くのファミマでTポイントで折りたたみ傘とビニールカッパを1つずつ買い、雨の中、かなり歩いて市電の「涙橋」駅へ。「谷山」で降りてバスに乗り継ぎ、約20分。

動物園の門をくぐった途端、悲鳴をあげてしまった! 動物が近い! さらに、狭いオリではなく、自由に歩きまわっている。



人気のホワイトタイガーはじめ、動物との距離が近い。カンガルーなんか、簡単に乗り越えられそうなロープで隔てられているだけ。カズは昨日同様、iPhoneでの撮影に夢中。本当にいい動物園だ。







しかし、あっくんの具合がここからにわかに悪くなる。そういえば朝、少し顔が腫れているようには見えたけれど。私もかなりむくんでいたので、むくみかなと思っていたのだ。

帰りの市営バスの運転手さんも饒舌。「博多のパチンコ屋にはずいぶん貯金しましたよ。どうぞ私の分を引き出してください」などと発車までマイクを使ってまで話しかけてくる。鹿児島のおじさんってみんなこんな感じなのかな。そういえば、指宿の知人のダンナさんも乳癌の妻を見舞ったときに病院でくだらないことばかり言ってて私は内心大笑いしていたことを思い出した。

あっくんは窓によりかかってぐったり。明らかに熱がある。車内が暑いのでずっとパンフレットであおいであげていた。

天文館隣の高見馬場下車。ガイドブックで見てカズが行きたがっていたラーメン「豚とろ」を目指す。心配していたが、あっくん少し復活し、自分で歩くことができた。お店の人には申し訳ないが、座敷で横にならせてもらい、さらに復活。

市電で鹿児島中央駅へ。

予定の新幹線より2時間早かったので、変更しようとしたら、ネット予約した私のチケットは、別の便への変更が基本できず、変更するなら乗車券は使えるが、特急券を新たに買いなおさなければならないのだという。その額6,000円。それでは安く来た意味がないので断って、時間をつぶすことにした。

ファミマでモンストの本を買ってあげて、アミュプラザのベンチでカズとあっくんはそれを見て過ごしていた。

新幹線では2席分を使わせてもらい、あっくん爆睡。私は心配で眠れず、空いているのに周囲に座った子どもの声やガサゴソいうビニールの音やLINEの着信音などにイライライライラしていた。

新幹線を下車して改札へと階段を降りる時、あっくんが「楽しかったね!」と言うので、泣きそうになってしまった。「ありがとう! そう言ってくれたらママはもうそれだけでいいよ。本当にうれしい。具合が悪いのに、よくがんばったね。ごめんね…」と言ったら、カズが「兄ちゃんも楽しかったって思ってる! 思ってるのに!」と哀しげに慌てだしたので「だいじょうぶ。ちゃんとお母さんはわかってる。あんたはパパと一緒でうまいこと言える人じゃないけん」と答えた。 

あっくんの希望で博多からバス。折しも帰宅ラッシュで中洲あたりが混んでいて、なかなか進まない。エンジンが切れるたびにエアコンが切れるので蒸し暑くて、私まで気持ち悪くなりそうだった。

元気に5階まで階段をかけのぼるあっくん。でも、家に帰った途端、布団に倒れこんだ。念のため熱を計ったら、39.5度。こんなに高かったのか! なのに健気に歩いて、弱音も吐かず…。胸が詰まって号泣。あっくんはトロトロ目になって、すぐに眠った。