午後、あっくんを連れて最寄りの低山へ。
途中から整備されていない登山道へ。木の根っこやごろごろ岩を乗り越えて昇っていく。道が狭い上に木々が生い茂っていて暗くて怖い。
失敗した!暗くなるまではまだ時間があるから遅いスタートでも大丈夫だと思っていたが、山は太陽が傾くと木々が邪魔して早い時間から陽が入らなくなることに初めて気づいた。真上から太陽が差し込んでいればもっと明るかっただろうに、と今度から絶対朝早くに来ようと決めた。
途中で唯一すれ違った男性に聞いたら、頂上までまだ1/4程度とのこと。頂上までは行けたとしても、山を降りるときに暗くなっていたら、道がわからなくなる可能性がある。怖い!
ちょうどそこが半分くらいだという「迎石」まで行ったら帰ろうとあっくんを説得。あっくんは頂上まで登る気満々に見えたが、実はものすごく怖かった今までにない恐怖を感じたと帰りに教えてくれた。
幼い頃、関東で父に連れられて登った山は、目印としてルートに必ずリボンが木につけられていたものだけれど、九州でそういうのを見かけたことがない。ちょっと自然の中に入る度に怖い思いをする。なんでだろう。本格的な登山じゃない場所だからかな。あとは人が少ないのも、怖い要因の一つ。道が合っているか、わからないからだ。
川越のじぃじに似て人嫌いのあっくんは、行く前、「俺は人がいないほうがいい」と言っていたが、「お母さんが人がいたほうがいいって言ってた意味、わかったでしょう」と言ったら、うなずいていた。
中宮のところに、1本の樹だけ桜が咲き誇っていた。ちょうど東京の桜の開花が報道されていたので、いっぱい写真に撮った。「まだ福岡は開花宣言出てないのに大ニュースじゃん?」と帰ってからカズに興奮気味に話したら、「気象庁が指定した樹に咲かないと開花にはならないんだよ」と冷静に言われてしまった。