コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

タキソ+ハセプ+新薬 2C/1

0時半と2時前に目が覚め、また一晩中こんな感じで眠れないかと焦ったが、目が覚めたら明るくて、ひと安心。起きる。6時半。

顔を洗って歯を磨いて朝食前の散歩へ。おかしいな。普通運動したら温まるはずなのに、やっぱり体が冷えている。

向かいのベッドのMさんに、「きのうは眠れましたか?私は寝つきが悪いからうるさかったんじゃないかと思って…」と聞いたら、「O型なんでどこでもぐっすり。一度寝たら朝まで起きません!」とのこと。ご主人がA型だと聞いて、「じゃ相性バッチリですね、うちは逆なんです。O型いいですよね~、ざっくりだし、すぐ忘れてくれるし、ラクですよぉ」と言ったら、「でもこっちは、きついですよ」と肩を落とされてしまった。そうですかそうですよねすいません…

治験の薬剤師さん来る。「本当に全然違いますね!前回は本当に暗くて、ちびまるこちゃんだったら額にタテ線がドーン…と入ってる感じでした。下に行ってから治験担当者に思わず、今日Kさん投与して大丈夫ですかね、と聞いたくらいです」と笑われた。

やがて針刺し名人ベテラン先生登場。内心、先生でよかった!と叫ぶ。 開口一番、「温泉行ったんだって?」と、にこやかに聞かれた。わわわ、昨夜主治医に話したからだ~。そういえば主治医から旅について色々聞かれ、食事やお風呂について答えていたら、「今までで一番いい顔してますよ!」と言われたのだった。

かなりコリコリして傷んでるから入りにくいと仰りながら違和感なく完璧に針刺し完了。さすが!

10時半治療開始。今回は初回じゃないので、前回の半分の時間で。知らなかったが、治験は時間にものすごく厳しいらしい。今日担当になった看護師さんが動作が雑でおっちょこちょいな感じで、さらに時間厳守しようと焦るので大丈夫なのかと気がきじゃなかった。後半いきなりスピードアップするし。焦ってもいいけど、せめて患者にはわからないようにして欲しい。

それでも途中、少し眠った。うまいこと危なくない投与の時に昼食をとることができ、14時過ぎに終了。

今日は大人しくしていたほうがいいようなので、ベッドでTPP反対関連の動画見たり、がん患者会の本を読んだりして過ごした。

16時頃、激しい下痢。前回も同じタイミングでそうだったから副作用だろう。他には、胃のつかえ、むくみを軽く感じる。

夕食の前に売店がてら患者情報室に寄る。本棚は、ほぼ私が整理した状態がキープされていた。よしよし。文庫の村上春樹を見つけて久しぶりに読みたくなるが、持ち出し禁止。

18時、夕食。夜、Mさんと少し話す。「一人になりたい時は放っておいて欲しいけど、おしゃべりな人がいると、付き合わなきゃいけないわよね…」と仰るので、「そうなんですよ私も本を読もうと思って毎回たくさん持って来てるんですけど、ほとんど読めないです…」と言う。

話しているうちに彼女が60代の現役ナースだと知る!そうだったのか、合点!ご本人にも伝えたが、だから聞き上手なんだ。私が話し始めると、何をやっていても必ず手を止めてじっと目を見て丁寧に聞いてくれるのだ。ご本人は無意識らしく、「一度に二つのことができないだけじゃない?」と笑ってたけど、素晴らしい技術だと思う。

そんな彼女は、がん告知の際は何とも無かったが、抗がん剤をやると知った時にはさすがに「何故私が…」と泣いたそうだ。そのくらい抗がん剤の精神的ダメージは大きい。最近まで宿泊勤務もしていたという彼女に、看護師など夜勤がある仕事に就いている女性は交感神経の緊張が続くため、がん罹患のリスクが高いと、伝えるべきかどうか迷って、結局、言えなかった。

テレビつまんないから鑑定団だけ見た。せっかくゆっくりテレビ見られるのに、ロンハーやってよ!

早めにカーテン閉めたら、Mさんはすぐに高いびき。私も相当体の疲れを感じてるけど、FEC初回だもんな、そりゃ疲れるよ。そうそう今日も新入りはなく、四人部屋に彼女と私、2人きりだったのだ。こっそり確認したら、私が避けたかった人はここから一番遠い別の部屋に案内されたようだ。

神様、平和な日々をありがとう。