珍しくアポがない日。
10時、約束通り、最寄りの預け先へカズを連れて出かける。チラシには素晴らしい教育カリキュラムを整えていると書いてあったくせに、いざ話を聞いてみると、広いスペースを活かしてそれをやるのは別料金の英語スクールのみで、月極はめちゃ狭い場所で子どもを自由に遊ばせておくだけとのこと。
それを知るまでは10ー18時で預けようと考えていたが、エネルギーが有り余っている4歳児には施設長ですら「長すぎるでしょう」とのことで、13時からに変更する。
いったん帰宅して、カズに昼飯を食わせ、ふたたび施設へ。
それまではご機嫌だったカズ、私が去ることを察知すると、手を引いてのけぞって床に転がり、固まってしまう。なんとか言葉でなだめようとしたが、ラチがあかないので、施設長さんに無理矢理ひっぺがしてもらい、帰ることに。檻に入れられたゴリラのように、入口のガラス戸をいまにも割らん勢いでバンバン叩きまくって号泣し、外に出ようとするカズをあとにし、帰宅。
どうしよう、どうしようと思う。
「非常にお恥ずかしい話なんですけれど、出戻ってもいいですか?」私がこのひとことさえ言えれば、たぶん、これまでの園は快く、3月までの月極での登園を認めてくれるはず。でも、もうさっき、あたしはこの新しい場所に2月の保育料を現金で支払ってしまった。まぁそれはいいとしても、こちらの都合で無理矢理1月でやめさせてもらった園に、どんな顔してそんなことを・・・やっぱり言えない。
朝は8時から夜は最長22時まで。もといた園が、どれだけ「働くお母さんのために」素晴らしいシステムを整えていてくれたかが今になってわかった。でも、もう遅い。
原稿を書いていたが気になって仕方がない。ひと息ついた17時、ちょっと早いが迎えに行くことに決める。
あのままストライキして床に転がっていたり、泣き続けていたらどうしようと思っていたが、こっそりのぞくと、カズは私に気付かないくらい、穴あきボールやおもちゃを手にひとりご機嫌で遊んでいた。いつもそばにいるとすごく大きく感じるのに、離れて見るカズは、まだとても小さかった。
19時まで預けられる園では成し得なかった時間のお迎え。まだ明るい中、帰り、ハルボンのテーマソングをふたりで替え歌しながら帰る。「どうだった?」と聞くと「けっこう楽しかったよ」とカズは答えた。
帰宅時間に余裕があるので、私は帰ってから、豚肉+野菜炒めと、ワカメとトマトとしらすのポン酢和えなど作った。お魚を焼いて正しい夕食。
心配しすぎた気疲れ。寒気もするし。カズも泣いたのと昼寝なしのせいで相当疲れた様子。互いに咳がひどいので、風呂にも入らず。本当は明日の取材に関し、夜、クライアントと電話で打ち合わせせねばならなかったのに、相手の準備が整うまでの時間を待つことができず、謝りのメールを入れて早々に布団にもぐって寝た。