コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

メモ【訃報】

たった5年間だが、私が生涯で一番長くお世話になった会社の先輩が亡くなった。ダーより2歳年上だからまだ52だ。ずっと癌闘病中だったのは知っていた。お見舞いに行こうかという話も仲間うちでは出たが、私はずっと彼のことが嫌いだったし、病気になったからって本当は心配なんかしていないくせに、しているふりをして出かけるのは相手にも失礼だと思ったから断った。先日、深夜に同期入社のMから電話をもらい、動揺している感じの彼女から亡くなったと聞いたときも「ふーん」と冷静に答えた。ここ数日は、知らせたほうがいいだろうなという人に、訃報を回した。

で、昨日おととといといろんなことを思い出し、意外にもメソメソしたりした。全然行くつもりのなかったお通夜や告別式も、行こうかどうしようか本当に迷ったし(結局、腹デカで着ていける喪服もないし、なにかあると迷惑かかるから行かなかったけど)。約20年前、一緒にテニスをしたオチビちゃんたちはもう2人とも社会人か・・・。

いろいろな出来事を思い出すだに、やはり彼とのいい思い出はないのだけれど、一つだけ御礼を言わなくてはいけないことがある。「私を採用してくれてありがとう」。あの会社に拾ってもらわなければ、私はダーと出会うこともなかったし、カズが産まれることもなかった。いまみたいな仕事をしていることもなかった。本当にどうもありがとうございました。

現在、告別式の最中のはず。ダーは行ったのかしら。ただただ合掌。