起きてケータイを見たら7時8分。もう起きなくちゃと思い、私が身を起こした気配でカズが起きた。床に敷いてある自分の布団で、「まだ起きない! ママのおとなりで一緒に寝たいの!」とうつぶせになってぐずる。「いいよ、おいで」と言い、自分の布団の中に入れ、トイレに行って戻ってきて冷たくなっているヤツの足を温めてやる。しばらくすると、どうやらカズはまた寝入った様子。このままでは私も眠ってしまう!と、そーっと布団から抜け出ようと水平に身を動かした瞬間、Tシャツの首をぐいっとつかまれた。観念して仕方なく付き合ってやる。うとうとして再び時計を見ると8時前。もう起きなければ間に合わない。
強引に私が起きても、カズは「やだ! 起きない! もっと寝る!」を繰り返すので、「あんたいい加減にしなさいよ。ママだって眠いんだよ。朝はみんな眠いの! だけどみんな起きて、頑張ってお仕事行くんでしょ。あんたは保育園行くのが仕事でしょ!」と怒ると、しくしく泣いていた。まぁとにかく誰かさん似で、寝起きが悪いことわるいこと(就寝時間が遅いのもあるが)。こんなに言うことをきかないのは珍しいが、ちょこっと笑わせる工夫をしたり、ときにはリンゴやクッキーを口に入れてやったり、気分よく起きてもらうために、毎朝けっこう苦心している。もちろんヤツのためではなく私のためだけど。だって朝から泣かれたり怒ったりするの、いやだもの。
カズを送ったあと渋谷へ出る。途中、ケータイを忘れたのに気付いたが、仕事が重なっているわけでもないのでまぁいいやとそのままぶらぶら。東急ハンズでカズのズボンの補修布(なぜかすぐ破れる!)や私のブーツのケアキットを買い、ロフトで雑貨を見て、マツモトキヨシでブルボンのアルフォート79円お一人様3個限りを買い、東急プラザに入る前に時計を確認したらもう12時を過ぎていた! これで3時間は歩き続けたことになるな、よしよし。その後、地下・渋谷市場で食料を買い出して帰る。
マッシュしたポテトとソーセージでホットドッグを作って食べた。ガク散歩。仕事は一切しなかった。なんで昼寝できなかったんだっけ。あ、日記を書いていたんだっけ? とにかくあっという間に16時を回ってしまった。朝から動き続けなので、少し休まなくちゃと横になって、一瞬だけ寝たら元気になって、夕方のニュースを見ながらモヤシの髭を取った。
カズ迎え。途中で雨がポツポツ。実は超迷ったんだけど、やっぱり17時くらいにお迎えに行くんだった!
バスで帰宅。
夕食。渋谷市場の魚屋でお得な海鮮巻を買ってあったのだが、寒い中お迎えに行く途中、冷たいのり巻きは失敗したなぁと。とにかく温かいものが食べたい。実は昼間、2002年2月賞味期限のキューピーのパスタソースを「ソー!デンジャラス」と思いながら開けたら大丈夫そうだったので、それを素に牛乳やジャガイモやウインナーを入れたコーンクリームスープを作っておいたので私の分はよいのだが、さすがにそれをカズに食わせるのはどうかと。それにあの人、クリームシチュー嫌いだし。だから帰りにサンクスでおでんの大根とはんぺんも買った。それにうちで焼いたウインナーを足したのがカズの汁物。その他にもモヤシを茹でたのとか、きんぴらとか、キュウリの即席漬けとかで夕食。カズは結局私のスープを「味見させて」と飲んだあと、おいしいおいしいとおかわりして、おでんの汁とともに両方を飲み干した。なんだそんなら、おでん要らなかったじゃん。
「珍百景」のあと、いつもは「雑学王」を見るのだが、今日は「テレビにする? それともご本読む?」とカズに聞くと、「今日は雑学やめる。本よむ!」と答える。保育園が絵本の貸し出しをはじめ、私は借りたいとも言っていないのになぜか今日、カズが持って帰ってきたのだ。明日には返却せねばならない。貸し出す本は担任が決める。今回は『ごんぎつね』。あらすじは知っているが、私もちゃんと読んだのは初めてだったかもしれない。自分が本好きの子どもだったこともあり、カズにも本を読む習慣をつけてほしいと、赤ちゃんの頃は毎晩絵本を読み聞かせていたのだが、そのうち自我が出てきて、つまらなそうな反応をされたり、勝手にページをめくったりされだしたので、すっかりこっちが面倒になって、最近ではちゃんと本を読み聞かせるなんて、本当に久しぶりのことだ。
膝に座らせ、ごんが撃たれるところではダン!と震動を加えるなど、ドルビーシステムのようにして読んでやった。思ったより情景描写なども多く、5歳にはちょっと難しいんじゃないかなぁと思ったが、本人は楽しんでいたようで、兵十が勘違いするところでは「え? 違うよねぇ」とか言い、最後、感想を聞いたら「哀しかった」と。「なんで?」と言うと、「きつねが死んだから」と答えた。
風呂上がり。布団の上にあぐらをかいて股間をいじりながら、「これがきんたま?」と聞く。「丸い玉が2つあるでしょう? それがきんたまだよ」と言うと、「これがなんで大事なの?」と聞いてくる。「・・・」。「なんで大事なの?」とまた聞かれたので、「赤ちゃんのモトが入ってるんだよ」と小さな声で答えた。それ以上突っ込まれなかったので助かった。別に私は逐一教えてもよいのだけれど、世間の子どもとか親とかとのズレが生じると面倒くさいので濁しておいた。子育てにおいても自分の生き方同様、「人とちょっと違う」ことを自覚しているくせに、それを公表し、貫く勇気はないのだ(親しい友だちによると、隠していても全然バレバレだそうだけどw)。
カズはまた咳き込んでなかなか寝付けない様子。「ごめんね、もうちょっとで静かになるから」などとけなげに言っている。私が過去に何度か「うるさいなぁ」とか言ったことあるのを覚えているのだろう。かわいそうとは思うのだが、私も疲れていて、ケータイをロムる元気もなく、23時過ぎに爆睡。恐らくカズより先。
#そろそろ仕事しないとヤバイので、文章あらいですがそのままアップします。