コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

2007/7/17(火)

カズ送り後、足首の調子がいいので、雨の中、広尾まで一駅歩いてみる。

10時オープンの歯医者が目当て。実はおととい、奥歯の仮入れ物が取れてしまった。19日に予約は入れてあるのだが、ロケ取材がある明日痛むと嫌なので、できれば早めに治療をしてもらうと。

当初は10時半か11時半と言われ途方に暮れたが、その様子が伝わったのか、「まだ金属の型ができていませんが、仮の蓋でよければ今からできるかきいてみます」と受付の超可愛い女子に聞かれ「お願いします!」と懇願。結局、すぐに対応してもらえた。会計時、「110円です」と言われ財布を開くと万札しかない! 飲み会やオフ会時には、suicaチャージでお金をくずしてまで千円札を用意する私なのに(幹事さんが困らないように)、一生の不覚! どこまで迷惑な患者なんだ!? 心から謝りながら会計を終える。

ガク散歩。その後、ずっと企画書。へたっぴ。

論理的な文章を書けと言われればかけるし、企画を裏打ちする屁理屈は大の得意だし、テキストだけの企画書なら相手を説得できるモノにする自信はあるのだが、それをバラしてチャートなどを入れ込み、企画書然とした体裁を整えるのが私は大の苦手なのだ。

苦手だと思いこむとアタマも鈍る。もともとない集中力も散漫になる。

というわけで夕方、逃げるように家を出る。インクがないため自宅で必要資料をプリントできずに困っていたのだが、探したら事務所に在庫があったと農場主からメールが来たからだ。

「遅かったですか?」とダー。「は?」と聞くと、携帯メールに「事務所に寄るなら、なんか買ってきて」とメールが入っていた。「なにが食べたいの?」と聞くと、またまた「おこわ」と答える。「どうせお迎えまで時間があるから、いいよ、ガーデンプレイス行ってくる」と、でかける。彼のためというより、調子がいい限り、できるだけ歩きたいのだ。

おこわとサラダと、先日大好評だったカレーコロッケを買ってカズ迎え。帰路、バスの中で「なに食べよっか? いっぱい食べるモノあるんだよねー」と言うと、カズに「なんでそれなのにお買い物したの?」と聞かれる。まったくその通りです。一緒に事務所へ。食材を落としてカズと帰宅。ゴーヤチャンプルーや、大根と茄子の味噌汁等を作り、またまた正しい晩ご飯。

眠くてたまらない。が、眠れない。遂に山本文緒の『再婚日記』を読了。長いこと鬱病を患っていたこの人の著述を読む限り、さまざまな共通する症状から紛れもなく私も「鬱」だと知る。ただ唯一の希望は、彼女がいま、あれだけ依存していた煙草とお酒をきっぱり止められているということだ。

彼女がずっとできなかったように、あたしも誰かに弱音を吐きたい。特に、一番身近にいる相手に甘えられないというのはきつい(もちろんそれも本人とパートナーの関係性の問題ですが)。「結婚している女の人ってみんな毎晩、温かい胸に包まれて眠るんでしょう? なんであたしだけ、いつもひとりなの・・・」と思い出したら胸がいっぱいになって、また泣いてしまった。明日は早朝からロケで人に会うのに、このままでは瞼が腫れ上がってしまうと思ったが、とめられなかった。