コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

20140601

いつも早起きのカズに、平日より早く起こされた、長い一日。

おにぎりを作って小戸公園へ。バーベキューの人々でいっぱいの中、広場を目指し、パーッと走って先に行ってしまったあっくん、私を見失って迷子に。てっきり元気に遊んでいるものだと思い、本に夢中になっていて全然気付かず、知らないママが大泣きしているあっくんを連れてきてくれた。きっと、なんという母だと思われただろう。その後は一緒に大人の健康コーナーで遊んだり、海辺でカニの死骸やクラゲを見て、帰宅。

宿題があるカズは留守番で、「ひをつけるやつ(線香)やりた~い」というあっくんを連れて、月イチ恒例の音次郎&愛宕詣で。暑い。急階段に息が切れ、手すりなしにはのぼれなかった。足腰を鍛えたい。

帰って、私は布団でしばし休憩。子どもたちは放っておけば、ずっとマリオカート8をやっている。が、対戦の醍醐味がわからないあっくんは遂にゲームにも飽きたようで、iPadを手に取って見始めたので、夕方、また出かけることにする。

自転車ですぐ近くの室見川。5月末まではシロウオ漁のため、川での生物の採取は禁止されている。そういえば今日から6月! 解禁だ。道理で人が多いはず。手ぶらで来たが、子どもたちが川に入れるよう、私一人で彼らのサンダルと潮干狩りの道具を取りに帰った。

教えていないのに、カズは砂ごとすくいあげる、川を堰き止めるなどの頭脳プレイで、すばしっこいシロウオを2匹もゲットした。あっくんは私が掘ったアサリを広い、バケツにせっせと入れている。さらにヤドカリもゲット! 「ああ、このまま時が止まればいいのに!」と心から思った。私は再発をせず元気で、カズはヒゲも生えず素直なままで、あっくんはちっちゃくて可愛い…いまが一番、幸せな時かもしれない。

帰り、錆びた自転車のスタンドが上がらず困っていたら、知らないおじさんが、助けを買って出てくれた。本当に福岡の人は、やさしい。

全然関係ないけど、そういえば今日、お参りに行かないカズに「カズの分もお祈りしてきてあげるよ。『(マリオカート8で)キラーが出ますように!』ってw」と冗談で言ったら、「そんなんじゃない! 宝くじが当たって、みんなが幸せになりますように!やろ」と言われたので、「別にお金がなくてもママは今も幸せだけど…」と言った。あと、あっくんも愛宕神社でお願い地蔵さんに、「お金持ちになれますように」と祈っていた。私、子どもらの前で、お金がないないって言いすぎなんだな、反省…

夜は豚バラ塩焼きなど。2人ともすごい勢いで食べたので、足りなくて、冷凍庫の豚バラまで解凍して焼いた。カズはサラダをどんぶり一杯食べてもさらに「キャベツちょうだ~い」と言い、くばらのたれで全部食べてしまった。

寝る前、カズが、私が渡したフリーペーパーの山を見ながら「どうしよう…」と泣きそうになっている。新聞から気になるニュースをピックアップして明日発表しなければならないのだが、新聞をとっていない家庭はフリペでよいとカズが言っていたから、そのようにしていたのに、ひと通り目を通しても、コレというニュースがなかったらしい。新聞が読みたい、と言うので、また怒ってしまった。見る目がなければ新聞なんか買っても一緒だよ!?と。

あっくんには頭に来ないが、カズに頭に来ることが実はたくさんある。その中の一つが「なんで今頃言うと?」。もう今まで何回も何回も何回も、だ。あっくんは一回言えば絶対忘れないのに…。あっくんとおんなじ私には理解不能!という結論に達し、彼の立場に立って考えてみる。

ダーとおんなじでシングルタスクの彼は、たぶん、楽しいことをしているうちは、その他の大切なことを、一切忘れてしまうのだ。仕方ない。

「忘れてたと?」と聞いたら、泣きながら、「昼までは覚えてたのに…!」と悔しそうに、何度も膝を床に打ち付ける。時は21時過ぎ。「もう今日は遅いから買いに行けないよ。あした早起きしてコンビニに新聞買いに行きな。でも、買ってきた新聞に、興味ある記事が載っているとは限らんよ」と言うと、うなずいてすぐに眠った。こういう素直さは彼らしい。

で、結局。

子どもが寝静まった22時半過ぎ、私は一人自転車でコンビニへ出かけた。もちろん、新聞を買うためだ。朝、新聞があれば、買いに行く時間が省け、その分、記事を読む時間が確保できるだろう。言葉は冷たいけど行動は温かいのがママなのだ、なんちゃって。果たして、子どもたちが大きくなったら、わかってくれるかな。本当は子どもには、逆がいいのだろうけれど。

夜、布団の中で、昼間から読んでいた『養生訓』五木寛之・帯津良一、読了。やっぱり帯津先生は、最高だ。元気が出る。世の中の医者がすべて彼だったら、どれだけの病人が救われるだろうか。