コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

タキソ+ハセプ+新薬 4C/11

カズより先に起きてラジオならぬテレビ体操。カラダかったー。

カズと一緒に「アサデス。」を見る。母の日特集で街の若者の声を紹介していたのだけれど、この季節によくある企画ながら編集がよくて、朝からゴーゴー泣いてしまった。母親が乳がんにかかって以来、毎年花をプレゼントしているという男性や、5年前に病気で母親を亡くし現在は立派な社会人となっている22歳の男性、昔はうるさく感じていた母親の厳しさに今は感謝しているという女性…。いつの間にか子ども目線ではなく、母親の立場でこういう企画を見るようになった。

あっくんの怪我はちょうど箸を持つ時に当たるところ。スプーンやフォークを持つのにも難儀していて、左手で食べていたので(彼は私と同じくもともと左利き)、私も足が痛くて送り迎えが大変なので保育園は休ませた。

とりあえず血がつかないように貼っておいた指のバンドエイドを剥がし、抽出液で白く膨らみ傷口を守るテープ(術後に擦り傷を守るために病院でもらったもの)をカットして貼った。かなり厚みがあるテープなので傷口が気にならないらしく、その後は普通にリモコンを持ってゲームをしていた。録画も何度も見ていたがすぐに飽きてしまう。「こうえんにいきたい! やきゅうしたい!」と言われたが、あっくん、外は雨なんだよ。

父より電話。抗がん剤が終わったことをメールしたので、「おめでとう」と。最後に母に代わり、妹から私が酒を飲んでいたと聞いたらしく、「絶対やめてよ! 先生の言うことをよく聞いて。一つしかない命なんだから大切にしてください」と言われ、むかっと来る。不機嫌まるだしにして返事も適当にしかしなかった。あっくんのことをいつも私は「きかない」と愚痴ってるが、親の言うことをきかないのは私も同じ。体にいいからと果物とか剥いてくれたり、あれこれを食べろと言われても絶対食べなかったし、今も食べない。まさに、「親の心子知らず」だけど、あんた、どんだけ治療が苦しいか知ってんのかよ。どんだけの情報持って酒を飲むなと言うのさ。我慢してストレスためるくらいなら飲んでいいですよって仰る先生もたくさんいるんだよ。ささやかな楽しみなくして、どうやって生きてけばいいのよ。ちなみに父も前回の電話で私に飲んでいるか聞いたけど、「ま、自分の人生だからね」と何も言わなかった。ダーだって何も言わない。私の性格をよく知っている人は、言えば私が余計頑なになって反発することがわかっているからだ。相変わらず、母はわかってないなぁ。いやわかっていても、言わずにおれないのかも。それが母親というものなのかもしれない。

カズ帰宅。自分の友だちとの約束にあっくんを連れて行こうと一生懸命説得していたが、ゲームをやりたいあっくんは家にいることを選んだ。

夕方から眠る。暇を持て余しているあっくんも一緒に。起きたら18時過ぎだった。

夜はトマトとツナのパスタ、ポトフ。飲むか飲まないか、夕方から心のなかで散々迷ったが、結局、パスタに使うことを言い訳に、白ワインを開栓してしまった。ウマー。でももう絶対、深酒スパイラルにハマらないようにしなくては。スパっと酒を断てる入院期間は、もうないのだから。

暇なので、あっくんがマリオをやっている様子をしみじみ見ていたが、相当うまくてビックリ。時々、アイテムをゲットするゲームみたいなものがあるのだが、頭をかなり使うクイズも軽々クリアしていた。頭いいなぁ。普段から色々考えているんだろうな。そりゃ、親の思い通りになんかいかないわ。ママも参加して3人でやってみたけど、一度通ったところは二度とやりたくない。面倒くさいのだ。ほとんどシャボン玉になってカズ&あっくんブラザーズにふわふわと付いて行っていた。