コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

病気の親を持つ子

病院から依頼されて、病気によるQOL(生活の質)の変化に関するアンケートに答えている。

患者本人とその子どもが選択式の質問に答えるのだが、約半年ぶりにカズに2回目をお願いしたら、「え、また?」。ダーも「ついこのあいだのことのような気がする」と言っていた。私にとっては長い長い半年だったけれど、周囲の人にとってはあっという間だったのかもしれない。

ま、それは置いておいて。カズの回答に気になるものがあったのでメモ。

質問は主に、「次のことはどれくらい大変でしたか?」や、「こんな気持ちになったことがありますか?」から成るのだが、カズは頼もしいことに、ほとんどが「全然たいへんでない」「ぜんぜんない」。

しかし、「他の子にいじめられる」だけが、「少したいへん」になっていた。これは先日の野球の一件だったり、あと、別の○○くんから、金曜日、週末の遊びにカズだけが誘われなかったと落ち込んでいた。「カズが土曜日スイミングなの知ってるんじゃない?」と励ましたが、同時に、「あんたは遊びたいと?」「いや」「でしょ。だったら彼も断られそうだから誘わなかったんじゃない? 自分が誰かを遊びに誘う時のことを考えてご覧。誘いやすい子と、誘いにくい子がいるやろ」「うん」「でも、気持ちわかるけどね。ママも同じ。本当は遊びたくないのに、誘われないと寂しいんだよね。わがままだよね」と言ったら、うなずいていた。

あとは、「困っている人の世話をしたり助けたいと思うことがありますか?」という質問には、「よくある」と答えていたのが、ちょっと嬉しかった。世の中には元気な人だけじゃないということを、ママのことをきっかけに小さな頃からわかってくれていればいいな。私はその点、全く思い至らなかったから。

「子どもの生活の質に関する質問票」