コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

20150226

午前、急いで仕事を片付けて、午後、カズ授業参観。

懇談会。話すべきか、黙っているべきか、昨日からずっと迷っていたが、川崎の事件のこともあり、危ない芽は早くから摘んでおかねばと決断。この一年、カズが、ある子にやられて耐えていたことを先生や保護者全員の前で話した。痣ができるまで何箇所もつねられたこと、体操服の首もとがひっぱられてベロベロにのびてしまったこと、メガネもお店での調整が必要なほどいじられたこと、等々。

母親たちが一人ひとり順番に話したテーマは「この一年の我が子の成長」であり、私も別にいじめの告発というつもりはなく、これらの出来事を通してのカズの成長について話したかったのだが、途中で泣いてしまってうまく話せなかったので、そういう印象になってしまったかもしれない。

けれど、結局、私が風穴を開けてしまった感じ。他にも出るわでるわ…! カズの他にもやられている子がいるだろうとは思っていたが、想定外だったのは、乱暴をする子が他にも複数いて、しかも女の子による男の子いじめがあるとのこと。様々なところで色々な子が関わる問題が実は起きていて、それぞれに複雑な思いを抱えていたのだ。また、何をやられてもただ黙って我慢しているカズを心配してくれている子がたくさんいるということを知ったのも大きかった(それくらいひどかったのだとも言える…!)。また、当事者ではなく、やられているのを見ていた子たちも、自分たちがどのように振る舞ったらいいかがわからず、大きなストレスを感じているというお母さんの話も収穫だった。私にはそういった視点はまったくなかったから。

懇談会が終わった後も延々主に当事者同士で話したのだが、問題行動を起こす子には「母親の愛情が足りない(もしくは本人がそう感じている)」とか「家庭に何らかの問題がある」という共通点があることがわかった。ハッキリものを言うお母さんなんかは、自分の息子に乱暴を振るう子のママに直接言っていた。「◯◯くんは、ずっと悪いので有名だった。みんな母親の顔が見たい、あの子の母親ってどんな人?って噂してたよ」とか、「子ども相手のボランティアをやっているようだけど、そんな時間があったらもっと子どものことを構ってやりなさいよ。愛情持って接してあげなさいよ」等々。すごいなー。私は言えるだろうか、カズにちょっかい出してくる子のママに、感情的にならずに、淡々と、こんなふうに。

予定より大幅に帰宅が遅れてしまい、どっと疲れた…

夜はあっくんのリクエストにより焼き肉。

まだコーフン冷めやらぬ私が車中でパパに逐一報告すると、店に着いて座ってから、パパがカズに、「嫌だったら嫌だってちゃんと言ったほうがいいよ。やられてるだけじゃ、先生はやっている子を怒れない。ふざけてるだけに見えるかもしれないし…だけど、喧嘩になれば、喧嘩両成敗で両方を叱ることができるんだから」と言った。カズは深刻な話をされるといつもそうするように、すごく嫌な顔をして、身の置き所がない感じだったが、いつもそんな話をしないパパの言葉はきっと胸に響いたと信じたい。少なくとも私は、彼がいてくれて、彼に話せて、彼がこの件で直接息子に話すことができて、よかったと思っている。