コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

抗がん剤FEC 3C 1日目

9時過ぎ、看護師さんが持ってきた腕を温めるためのホットパックを見て、「きましたか、ついに!」と言ってしまった。

第三回目の投与が始まるのだ。

針刺し名人の先生いわく、これまでに使った血管、かなり傷んでるな、でも今回だけはまたここでさせて。次回は新しい血管を探すから…傷んだ血管は針金が入っているように筋として固くなり、時々ピキッと痛むのです。

パンダママと一緒のスタートだったのに、私の分だけ抗がん剤の用意ができてないとのことで待たされる。結局、水分補給の点滴をぶら下げたまま、私だけ先に食事をとる。

食後、横になって休んでいたら名前を呼ばれた。一回目の手術の時に同部屋だった還暦魔女さん。ちょうど危険な抗がん剤を次々チェンジしていく山場でいつもなら緊張の場面なのだが、魔女さんと看護師さんとだらだら話しているうちに、あっという間に終わってしまった。

その後はまた流しの水分補給。これは2時間かかるが、トイレとか自由にいっていい。

合間に見舞客あり。二回目の手術の時に隣のベッドだった、気に病む蟻さんが放射線治療のついでに寄ってくれたのだ。ベッドでおしゃべり。

金曜日は前回入院同部屋だった、髪の毛のめちゃ多いインカの彫刻さんから挨拶されたし、今日は廊下で、前々回同部屋だった優しい黒もへじさんに会った。くる度に知り合いが増えているということだ。

ムカムカはないが、副作用を抑えるワイパックスとデキサメサゾンの作用でとにかくねむい。

暇だから、相談室で開催していた医療用下着の紹介販売をのぞいてみる。やっぱいま持っている間に合わせのパッドとはフィット感も感触も大違いで、高価だったけれど、ブラとセットで買ってしまったよ。

あとはウィッグをなんとか自然につけられるよいにならないと。ウィッグ着ける時、メガネのつるがじゃまなんです。さらにマスクときたら鬱陶しいしね~、コンタクトにしようかな…

ダメだ、眠い。おやすみなさい。