台風が接近しつつあるようだし、「面倒臭いからいっそ雨降ってくれないかな~」と思うが叶わず、校区運動会開催。
組長なので、自分のマンションの住人の弁当を配りに行かなければならないのだ…。玄関を出た時、「パパ~、なんで帰ると~?」という女の子の声が聞こえて、嫌な予感。弁当申し込みの回覧を紛失したというのに、運動会、来てたのか!? 父親いわく、回覧をスルーしたと自分で言っていたのだから、てっきり運動会になぞ興味はなく、どうせ来ないのだから弁当も必要ないだろうと、その後、私はその家に再び回覧を回さなかった…。
いざ弁当を配る時に、「うちの分がない!」とキレられたらどうしよう…。やっぱりお節介と思われても、「家族分、お弁当無料なんですよ。申し込みませんか?」と聞きに行くべきだったのか…。実際、私が越してきた時の班長さんはそうやってわざわざ尋ねに来てくれたのだ(私も迷ったが、実は回覧を無くされたことに腹が立っていたから、行かなかった)。多分、昔の私だったらそうしてた。仕事同様、すべてが悪い意味でテキトーになりつつある最近の私。
会場で、早々にその父親を発見。互いに知らぬ存ぜぬを決め込み、言い合いになるのも嫌なので、自分から声をかけてみた。どうせセブンの弁当だし、最悪、権利を主張されたら、うちの大人1名子ども2名分を向こうにあげてもいい(人数的にもちょうどだ!)。すると、回覧は見逃したが、子ども会に入っているので、子どもの分は子ども会を通じてあとから電話で申し込んだとのこと。よかったー。
ほら、いつもいつも、最悪の事態を心配しすぎる私なのだった。
そして想定外の事態も起きる。
申し込んだ家族のうち、一世帯だけ、お弁当を取りに来ない。同じマンションなのだから、帰りに届けたってよいのだが、行き違いになったりするとまた面倒だ。
子ども会に加入しているママさんたちは超忙しそうだったが、私はやることないし、本当はすぐにでも帰りたかったが、仕方なく待ちながら、カズとあっくんとお弁当を食べ出したのだが、2人とも、まずいと言ってほとんど食べない。特に、赤いウインナーがダメのようで、カズは無理矢理飲み込んだが、あっくんは口から吐き出した。ワンパターンでも、薄味でも、「あんたたち、普段どれだけおいしいもの食べてるか、わかるやろ?」と言ったら、大きくうなずいていた。
で、待てど暮らせど来ないので、結局、届けたら、「取りに行ったけど、名前もない。申し込みしていないと言われた。うちらが名字しか書いてなかったからかと思って、帰ってきた」と老夫人の返事。えー、大体、私と会ってないじゃないすか。どう考えても、それ、違うマンションじゃないか…!? 「もういいわ。お昼食べちゃったから」と固辞されたが、「いや、そう言われてもうちも食べないし、困るんで」と半ば押し付けるように帰ってきた。もー、なんでそうなるんだよー!
ま、些細なトラブルだけれど、こっちの人はとにかく怒らず穏やかだから、助かる。人間関係において、あれやこれあや、あんまり心配するのはやめようと改めて思った。
帰宅後、家を片付け、疲れ果てて15時半過ぎ昼寝。
起きたら17時前だった。
先日、美容院の近くの八百屋で鬼皮を剥いた熊本産栗を買ってあったので、薄皮を剥き、栗ご飯準備。いただきものの秋刀魚とともに、今晩の夕食にするつもり。
クチバシが黄色く、ぴかぴかのムッチムチ。背は灰色でなく青だ。スーパーで売っているのと全然違う。仲のよいママ友にLINEで連絡をとり、おすそ分けなどしているうちに、どんどん時間が過ぎていった。
しかも台風だし。カズとあっくんを連れてにしてつストアに買い物に行った時には、ゴミ箱に捨てるつもりだったトレイが全部風で吹き飛ばされてしまった。
夕食が終わり、片付けをする頃には、もうへとへとである。私のiPhoneでYouTubeを見ている2人に、「ママ使うから返して」と言ったのに、特にあっくんが言うことを聞かないので、遂にキレてしまった。「もう知らない! なんでママがぜんぶやんなきゃいけないのよ!」と半泣きで別室に閉じこもったら、カズが、「ママになにしたと?」とあっくんを責めている声が聞こえた。「しらない。なにもしてない…」とあっくん。やがて、ドアが少しだけ開き、あっくんが泣きながら、「ごめんね~」と言った。
悪いのは、私なのに。充電コードが擦れて切れたのをいいことに、もうずっと彼らにiPhoneやiPadを使わせていなかったのに、昨日、渋滞している時に、退屈して騒がれるのが嫌で、あっくんに私のiPhoneを渡してしまったからだ。
2人を前にして、「ごめんね」とまず謝ってから、なぜ、私が今日一日疲れていて、そして怒ったのかを伝えた。「ごめんなさい」と、カズもあっくんも泣いてしまった。他人にばかりいい顔して、そのために疲れて、家族泣かせてたら、世話ない。思えば私はずーっと、そうやって生きてきた。どうやったら身内にやさしくなれるのだろう。