午前、カズをスイミングに送り、ダーの煙草のヤニで真っ茶色となった換気扇の油を含んだ綿ぼこりを掃除した。以前からキッチンの油汚れには石けんが一番よく落ちるなとは思っていたが、今回初めて使ってみた久留米の「石けんクリーナー」優秀! しつこい油汚れも、力を入れなくてもするすると落ちて気持ちがよいので、勢いでコンロ周りの壁一面もきれいにした。
それで疲れて、おにぎり+味噌汁の簡単な昼食後、横になる。午後、博多まで出かける予定があるからだ。人に会うとか、イベントに参加するとか、予定を入れて、それを完遂しなければいけないというプレッシャーがかかると、今の私は、どうやら気分が悪くなるようだ。
駅まで3人で歩きながら、まだちょっと子連れでのお出かけは早かったかなぁと後悔。
「100人の母たち」with「いのちのものがたり」@紀伊國屋書店。
術後もデモやイベント等にちょこちょこ顔を出していたけど、全部疲れないように自分のペースで行ってすぐ帰ってきたりしていたので、福岡の仲間たちに会うのは本当に久しぶり。
反原発の思いを込め、母子や家族を撮り続け、写真集出版のみならず全国各地でトークイベント等、精力的な活動を続ける写真家・亀山ののこちゃん。イベント開始前の緊張した不安そうな顔を見て、「あぁいつもこんな思いをしてやっているんだ」と初めてわかった。なんというか、単なる私の誤解だったんだけど、もっと自信満々で何でもヘーキ!みたいな感じだと勝手に思っていたんだよね。何か大きなコトを始める時、誰もが最初からうまくいくわけじゃない。不安とともに、それでも、やらずにはいられないから、始めるのだ。そして続けるうちに、同士や評価がついてくる。今日一番の気づき。ののちゃん、ありがとう。
スライドショーと本の朗読ののちの意見交換で指されないように敢えて会場の外にいたのに、ののちゃんに「いずみちゃん、どうですか」と指名されてしまった! 自分から積極的には手は上げないけど、指されれば答えるのは学生時代から変わらない。感情が高ぶってずっと泣きながらになってしまったけど、いま思っていることを皆の前で正直に話した。
東京から2011年6月に2人の息子を連れて移住してきたこと、移住1年後に乳がんになったこと、(一因ではあるが)そのくらい母子避難は大変ということ、自分をおろそかにして子ども優先で生活しているママも多いかもしれないが自分を大切にしてほしい。ののこさんはうのさえこさんの言葉に救われたと言ったが、私はののこさんの「避難してる人もしてない人もみんな傷ついている」という言葉に救われた。我慢なんかしなくていい、もっと怒っていいし、反原発の意思を自分のできる範囲でいいから示してほしい。そして意思を同じくする人たちみんなでつながっていきましょう!みたいなこと…
癌患者に泣かれたら聞いている人みんな困るよね。でも、「みんな傷ついている」のあたりでは会場でもハンカチで目を押さえている人が多かった。
私が福岡に来て初めてランチした可愛いかわいいRタンから病気治癒のお守りをもらって、また泣いてしまった。地元仙台に帰った初詣の時にピン!と私のことを思い出してくれたと。いつ会えるかわからないのに、その気持ちが嬉しい。実は近所に住む避難ママも、福岡の神社で私のために並んでまでお守りを買ってきてくれた。北は東北から南は九州までの神様に守られて、私は絶対に治って元気にならなくちゃいけないなと思う。それが一番の恩返し、だよね…
今回のイベントの共演者の方の歌もすごく良くてゆっくり聴きたかったのに、すっかり飽きたあっくんが「トォーッ!」とか言ってカズをキックしたりして暴れまくるので(あっくんの攻撃を受けたカズが床に倒されて手に持っていたiPhoneが割れてしまった!)、閉会してすぐに帰ることに。ちなみに他の同年齢の子どもたちも暴れまくり、一時期、紀伊国屋はすごいことになっていた。
中谷美紀の旅行記を読んでからヘルシーなインド料理に興味津々! 子どもたちもナンとカレーが大好きだし、福岡では老舗らしい天神の「ナーナック」に行ってみることにした。スパークリングワインのハーフボトルを頼んだら、カズに、「えー、スパークリング? 酔っ払いそうだなぁ」と言われた。私がいつも不満に思っている某店よりはそれなりに美味しかったけど、コスパを考えると、微妙。東京で一番好きだったインドカレー店「グルガオン」のランチが懐かしくなる。私が東京を恋しく思うのは、「うな鐵」とか「tenement」とか飲食店ばかりだ。
駅から頑張って歩いて帰宅。昼寝もせずに暴れまくったあっくんは、コタツで私のお腹のあたりに丸まってすぐに眠った。