午前、歩きに外へ出るも寒くて断念。これまで真冬でもそんなことなかったのに。体が異様に冷えている。
相変わらず全身はギシギシ痛むし、疲れがハンパないので、昼食を完食し、さらにケンミンショーの再放送を見ながらオートミールクッキーを一枚食べ眠ってしまった。
誘いに来てくれたトモちゃんと一緒にお風呂へ。私だけ長く浸かってひとり残ったのだが、脱衣所で貧血。しゃがみこんで立ち上がれず、冷や汗ばかりが出る。
看護師さん呼びましょうか?と知らない女性が心配して声をかけてくれたが、いま来てもらっても私が自力で立ち上がれないのはわかっているし、担架で運ぶわけないから、車椅子なんかに乗せられるより、しゃがんでいたほうがラクだ。最悪、横になれば治まるのは経験上わかっている。
ヤバイのは、お腹。だいたい私の貧血は下痢とセット。もし立ち上がれたとしても、トイレまで間に合うか?
結局、掃除のために看護師さんが一人来たが同じ理由で支援を断った。貧血で倒れ、床の大理石に顔を強打して複雑骨折し、顔面が陥没した芦川よしみの話を思い出す。無理に立ち上がったら危ない。いまはしゃがんで耐えねば。
どのくらい時間が経ったかわからないが、なんとか動けるようになったので、廊下中央にあるトイレを目指す。
なんとか個室へ。本当はしゃがみこみたいが、用を足さないとこの状態は治らないので便器に座り、うなだれる。ハゲに直接ドアが当たって冷たい。頭は嫌な汗だらけだから帽子などかぶれないのだ。
本当は指を突っ込んで全部吐きたかった。要するに食べ過ぎの消化不良なのだ。便器を抱えてしゃがみこむのと、座って気張るのとを交互に繰り返した。掃除が行き届いてないのに腹が立った時だけちょっと気分がよくなった。看護師さんに水だけを運んで来て欲しかったが、どうしてもナースコールは押せなかった。
とにかく人に頼るのが嫌なんだよ!でも、そう思えるのはまだ余裕があるということ。
なんとか復活し、廊下奥の部屋まで走り、体がキンキンに冷えていたので、すぐにベッドに入った。時は15時半。
起きたら17時過ぎ。体温を計ると37.7度。デスクの上に生姜湯があった。風呂からなかなか戻らず、戻ったと思ったら布団かぶって寝ていた私を心配したトモちゃんが、体を温めたらと置いてくれたものだった。
何度か計ったが平熱に下がっているので洗濯をする。そのうち、山口からトツさん無事ご帰還。
夕食時だけ話したが、互いに疲れていたので早々にカーテンを引く。
「モヤさま」、日曜美術館(作品「ベリー公のいとも豪華な時祷書」がよかった!)、NHKスペシャル「イスラムを覚醒せよ~瀬戸際の国 イランの戦略」をはしご。悪いのはつまりいつも大国じゃないのだろうか、という感想。コーランが聴きたい。
テレビを見る以外の日常に思い切り支障をきたした日だった。明日からが思いやられるが、今回は特に、なんとしても早く家に帰りたい。
好きじゃない人とは話さない、私みたいにわかりやすくコドモっぽい人は、この世にほとんどいないのだ。その時はにこやかに話していても、心の中では何を考えているか、わからない。ここでは人柄だけでなく、病状や治療方針までが嫉妬の対象となる。いなくなった瞬間、残った人から悪口を言われ始める、そんな人間関係に心底疲れ切ってしまった。