昨夜は「あー、よく寝た、いま2時くらい?」と思って起きたらまだ0時過ぎで、眠れそうにないので、起きて温泉原稿を台割に基づいてまとめ、日記を書いて3時半過ぎにまた寝た。
カズを送って帰宅後、撮影スケジュールのアポとり。観光で食っている場所なんだから、タダで宣伝できる取材なんて、どこも基本的には大歓迎のはずなのに、断られもしないうちから「だめだったらどうしよう」と考え続けながらやるので、めちゃ気が重い。本当に依頼ごとは苦手。だから私は編集者には絶対なれない。
午後はサイトの原稿書いてた。で、眠さに耐えられず、45分きっかり昼寝して起きた。
プリントだけしてまだチェックできていない温泉の原稿を持って、打ち合わせのため渋谷へ。バスの中でも、ダーを待つ取引先のエレベーターの前でも、しつこく原稿に赤字入れる。とにかくこんなバタバタは初めて。
ダーとともに某育児サイトのタイアップ打ち合わせ。プロジェクターを駆使したオリエンが初めてで、ダーと「パソコンにつなぐだけなんだね」「便利だよね」と言い合う。アナログ?(笑) その後、引き続き同じ会議室にて、ダーは進行中の、私はまた新規仕事の打ち合わせ。
終了後、ダーとメシがてら今後の打ち合わせ。私はてっきりゆっくり話せると思って、近くで見つけた安いモツ鍋屋にでも行きたいと思っていたのだけど、ダーは19時までに事務所に戻らねばならないと言う。で、「らんぷ亭の海老ぷりぷり丼がおいしいんですよ」と。仕方なく、付き合う。私はミニ牛丼と缶ビール。
店に入るなり、私が勝手にダーと私のテーマソングみたいと思っている曲がかかっていて驚く。そう、10数年前のあの日、渋谷の歩道橋の上で彼が差し出した手を私が握り返さなければ、私たちはただの雇用者と被雇用者のままだった。そして、カズは生まれていなかった。
今後、どうするのか? 仕事は別々にやったほうがいいということでは意見が一致したが、きょうよくわかった。とにかく、カズが生まれてからの私たちは互いに、「自分はこんなに一生懸命頑張っているのに、どうして相手はわかってくれないし、協力してくれないんだろう」と思っていること。そこに、愛はない。
言い合ううちに、ダーは「とにかく口では勝てないってことですよ」とサジを投げる。「どうすれば、仲良くできるんだろう」という私に、彼は「貝になる」と言って大笑いした。
離れて暮らしてみて、自分で稼いでみて、本当によくわかりました。私はこれまで、彼からいっぱい大きな愛とお金をもらっていたんだなぁということ。それに対して、私は何も返せていないよ。それをきちんと言いたかったけど、涙が出てきてしまって、言えなかった。
店を出てから、彼の腕を私ががっしり取ってふたりで寄り添って歩き出す。普通に会話できる。私は、この腕を離したくないと切に思った。だって、別に、嫌いあってるんじゃない。彼は昨年末、大げんかしたときに、「オレは子ども作るより、もっとキミとおいしいもの食べたり、カラオケ行ったりして遊びたかった」と言った。私は泣きながら「あたしだって!」と叫んだ。意地の張り合いという薄皮を剥けば、たぶん本音は一緒のはずなのに、どうしてこんなにこんがらがっちゃったんだろう。
今日もそうだけど、いまの私は彼と会い、話すたびに「傷つけられる」と感じている。でも彼は、私のこの日記を読んで、その10倍以上、傷ついているだろう。それも、わかっている。
ダーと別れ、園に夕食を頼んでいるカズ迎え。カズがTVを見ているあいだにサイトの原稿をさくっと仕上げたあと、ampmで買った白ワインをがぶ飲みし、『ハッピーマニア』読んで寝た。今日、ダーに言われたっけ。「なんでも欲しがるじゃん? それで、時間が足りないっていう」と。でも、欲しがらなきゃ、何も手に入らないんだぜ! 文句は多いけど、私はいつも幸せなのよ。結婚式直前に、「あー、彼氏ほしい!」とのたまうシゲカヨ同様、死ぬまで、さらなるハッピーを追い求める、ただそれだけ。