今日絶対にやらなければならないこと。もうなくなりつつある水を汲みに行かなくては!
いつもの豆腐屋でなく、気分を変えて、うどんバイキングで有名な糸島の「王丸の駅」を目指した。軽い峠越えで濡れたアスファルトは正直ちょっと怖かった。あっくんが私の気持ちを察したように、「やま? いやだ~」と何回も聞いてくるので、なんでかなぁと思ったら、気圧の関係で耳が痛くなるのが嫌なんだそうだ。私もカズも耳が痛くなった。
店の入口横に岩盤下102mから地下深層水「王丸の恵」が湧き出ており、こちらは2リットル10円の御礼を箱に入れるシステム。水の勢いが弱いので、早く入れたい人は、店内に勢いよく出るコイン式水汲み場がある(100円で何分か出るシステムのようだ。外で入れている私たちに、知らない女性が、「あと2分余っているからよかったらどうぞ!」と声をかけてくれた)。

オリジナルサイダーのデザインが気に入ってしまった。ほどよい甘みでさっぱりとした飲みくち、なかなかの味!

夜は併設のパン屋「王丸パン工房」で調達したパン。バジルパンと名物らしいアップルパイ、おいしかった!
寝る前、カズに意味なく暴力を振るってやめないあっくんにブチギレ。取っ組み合いのマジ喧嘩。私に組み敷かれても、すごい顔で睨んで来て、絶対泣かない。こいつ、本当に根性あるな…と、感心している場合ではない。5歳だからまだ力で抑えられているが、大きく成長した思春期とかだったら、こうはいかないだろう。どうなるんだろうか、私と、あっくん。
カズとあっくん就寝後、NHK「君が僕の息子について教えてくれたこと」を見て、涙が止まらなかった。会話でコミュニケーションできない重度の自閉症者が文章を書くことで自己を表現する手段を得た。彼の著書を読んで感動した作家により翻訳も進められ、海外でも、自閉症児の親たちが読み、自身の子どもとの付きあい方、見方を変える契機となったという人が多くいる。障害者と非障害者、境目はどこにある? 彼の能力に気づき、ともに努力し、引き出してくれた母の素晴らしさよ。私は子どもたちに、一体、何をしてあげられるのだろうか?