また寝坊した。でも酒が残っていたのでどうしても朝風呂に浸かりたくて、入った。
いつものように園まで自転車を飛ばす。「さむ~っ!」と愚痴ると、いつも「全然さむくなーい」と答えるカズ、今日は「手がちぎれそう~」と言い、園に着いても「手がかたまって上履きが取れない・・・」と言った。家に帰って、この冬一番の寒さだったと知る。私は風呂上がりなので感覚が鈍っていたのだ。ごめん・・・。
昨日、すべての取材先から撮影or写真貸出のOKをもらっていたのだけれど、その写真が解像度的に使えるかどうか、いい写真かどうかは全然わからない。でも、写真の到着を待ってチェックし、撮影依頼をし直す時間がないので、行けそうなところから「やっぱり撮影をさせて欲しい」という電話をかけていく。土地勘がない場所なので、ネットの経路探索を駆使しながら日程を組んでいく。滅多に行けない場所だから観光がてら色々巡りたいし。結局、1軒以外はすべて撮影可能となった。
ふーっと安心したのもつかのま、今日一人でロケに行ってもらっているカメラマンR氏から携帯着信。これから撮影するはずの飲食店にいま到着したが、休業の札がかかっていて、人がいる気配がない、電話しても出ないとのこと。・・・やられた! 小心者の私、今日行く店には昨日ちゃんと「明日よろしく」の電話をすべてかけていたのだが、この店だけ出なくて、FAXを送っておいたのだった。私も電話をかけ続けるが出ない・・・。仕方ない、別の店に変えて再撮影するしかない。でも、凹まなかった。だって、そんな不定期に休む店を掲載していたら、客からクレームが来るのは必至。そのほうが怖いもの。クライアントにメールで報告・相談すると、「現場の判断に任せます」と快く言ってくれたし。本当に自分はラッキーだとつくづく思った。
ひと息ついたとき、妹に携帯メールで「明日、晩ご飯一緒に食べられない?」と聞く。「明日ママの誕生日なんだ~」とうっかりカズに言ったら、「えー、じゃママ、ろうそくフーフーするの~? 楽しみ!」と言っていたからだ。ロウソクは吹き消せなくても、みんなで食事をして「おめでとー!」という雰囲気が出せればいいかなと。残念ながら妹は明日はライブとのこと。その代わり、「今夜、ウエディングプランナーさんと打合せするからそこに来る? 誕生日だし、意見も聞きたいし、誘おうと思ってたんだ」と。即、快諾。
園からその足で笹塚へ向かう。週末で荷物が多いので、恵比寿駅で「どっかにロッカーないかなぁ」とつぶやいたら、「いっつもババが使ってるところがあるよ」とカズが教えてくれた。役に立つなぁ、小僧!
京王新線って嫌いなのよ、異様に深くもぐるから。と思っていたら昔は無かったエレベーターが今はちゃんとあるのね。幼児連れなので利用させていただく。マスクをした紳士と派手なババア(私と同じ歳くらい)と車椅子の人と4人で利用。ベビーカーを利用するようになってから私は、元気なのにエレベーターに乗るヤツが許せない(そういう人たちのせいで本当に困っている人たちが乗れないケースを何度も見ている。もちろん今日も、空いていなければ乗らなかった)。降りるあいだ、「マスクをしている人はまぁ具合が悪いとして、この女は?」と思って見ていたら、車椅子の人のために「開」ボタンを押してあげている紳士を押しのけて真っ先に自分が出て行った。信じられん。紳士もホームに着いてからもしばらく彼女を睨んでいた。
地図持参。寒風吹きすさぶ中、やっと着いたと思ったら実は同じ系列の店が数軒あり、別の店とのこと。カズとふたりで「きゃ~、さむい~!」と叫びながら走る。途中の信号待ちで友人Mに電話。雑誌新創刊にあたり、スタッフを探しているのだけれどとメールで相談を受けていたので、詳細を聞く。自分が興味ある分野の仕事だったので、その偶然に驚く。また、「プレゼントってこれだったか」と思った。
イタリアンレストラン。なんで私がノコノコとやってきたかというと、実はプランナーさんを紹介したのは私なのだ。それも、私が信頼している前の会社の先輩でメシ友・Uさんのご紹介。彼女が言っていたとおり、本当に素晴らしい人だった。オリジナルウエディングをなんとか叶えようと、親身になって相談に乗ってくれている。私とそっくりで、「おまえ、うるせーよ!」と思うくらい何に対してもこだわりが強い、妹の未来のダンナの話もちゃんと聞いていくれている。
料理、おいしかった~。プランナーさんの話も面白くて楽しかった~(うちと同じく旦那さんが飲めない人で、外食大好きの彼女は一人でフレンチを食べに行ったりするらしい。すごいグルメで、しかも、ワイン好き!)。時間をもてあましてしまうだろうと、何も言わないうちからパンとジュースをカズにだけ出してくれるなどお店のサーヴィスも素晴らしく。妹が相談したら、急きょ、メッセージ入りのバースデーケーキを用意してくれ、カズは大喜び。いつもは笑顔なんか見せないのに、満面の笑みで写真におさまった。メインで担当してくれた女性(美人!)は「うちも4歳の男の子がいるんですよ。顔も似ているし、なんだか思い出しちゃって!」と言って帰っていった。実家で子どもの面倒をみてくれているそうだ。本当に親の協力がなきゃ、やっていけないよねぇ、仕事なんか。
素晴らしく素敵な誕生日前夜祭となった。妹よ、未来のダンナDよ、そしてプランナーTさん、本当にありがとう。結局、ワイン4本を空けた。妹はほとんど飲んでいないから一人1本以上飲んだことになる。
もういい時間でカズも眠そうなので、私たちだけ、先に帰ることに。帰る間際、Dが私に「おねえちゃん! 歌はダメだからね!」と釘を刺したのがおかしかった。ウエディングパーティで、彼のサックスと私のギターでコラボすることになっているのだが、てっきり私は歌わせてくれるものだと思っていたのだ。で、今日はちょっと本人をいじめる意味でもしつこく、「え~、歌わせてよ~、歌わせてくれないならギター弾かない」などと言っていたのだ。「主役は誰?」って感じよね、ったく。
ロッカーからも無事に荷物をピックアップし、タクシーで恵比寿三丁目まで出て、「ampm」で買った白ワインを1本弱飲んで寝た。