コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

2008/8/26(火)

ジジが2階から降りてくる音で目が覚めた。あ、昨夜私、ガスの元栓を締めちゃったんだった、火がつかないとまたさらにうるさくガタガタやられてしまう。仕方なく起き出して、朝食の支度をする父の世話を焼く。

昨夜頑張ったので、今日は午前中、病院に行くことができる。ババにカズを預け、7時(整理番号取り)、8時(番号順に発券機に診察券を通す)と病院へ。あいだにメールマガジンを校正してクライアントに送信したり、ガクの散歩に行ったり。病院行き3度目の9時、やっと診察。

待ち時間のあいだ、来週取材予定の医師の著書を読む。そのものズバリのメタボ本なので、まるで健診結果を聞きに来た自分のために慌てて読んでいるようで恥ずかしい。

若い医師から説明を受ける。腎臓が引っかかったのは、出血が原因らしい。6月だけ何故かメモが抜けていてわからないのだけれど、もしかしたら生理が関係していたかも(あ、この日記を読み返せばわかるか!)。胃は、まるきり異物の腫瘍とかではなく、胃の形に添うようにできる潰瘍または腫瘍があると胃の伸びが悪くなったりするから念のためとのこと。来週、長文原稿を納品した後、胃カメラを飲んで検査することになった。

雨の中、歩いて事務所へ。ダーに会社の携帯を返却。途中の野原で毛虫みたいな草を摘んで、全然外に出ていないカズへのお土産にする。

帰宅後、すぐに昨夜上げた校正の最終チェック。これを今日中に戻せば、とりあえずの大仕事は終わる。不明点問い合わせの返事を待つ間、PCで胃の伸展不良についていろいろ調べていたら、今日説明を受けた状態って悪性だったら、あの進行が早いので知られるスキルス性胃癌じゃん。くよくよくよくよしているうちに、だんだん、胃が痛くなってきた。

いや、珈琲の飲み過ぎもあるかも。妹から新婚旅行のお土産にともらったガラパゴス産の有機コーヒーがおいしくて、今日は2杯も飲んでしまったから。でも、胃が痛むちょうど裏っかわの背中も痛いんだよねぇ・・・。

それにしても病院で採血される際、周囲が老人ばっかりで、自分が情けなくなった。母に言ったら「本当よ! そんなに若いのに!」と呆れられ、「飲み過ぎじゃないの、自分が悪いんじゃない」「大丈夫よ、癌だったら、そんなに太ってるわけないもの」と相変わらずひどい言葉を浴びせられる。

でもこの滞在中、ちょっと母絡みで胸のすくことがあった。“子どもは誰かが叱らないとダメだ、結局、母親なんて憎まれ役だ”という話を母としているとき、「そう、私もきっとカズに嫌われるんだ。でも私は、叱った以上に褒めるけどね」と言ったら母が、「お母さんもあんた見ていてそう思う。よく褒めるよなぁって。私なんか自分の子どものこと、褒めたことないような気がする」と言ったのだ。「物心ついてから母親に褒められた覚えがない」という話を妹とよくするのだが、本人、気付いてたのか! どんなに頑張っても、何度学級委員になっても、読書感想文や書道や絵画で賞をとっても、必ずもっと優秀な従姉妹や近所の友達と比べられた。自分なんか何をやってもダメだ、自分は無価値なのだとすり込まれ続けて育った。否定、否定、否定・・・だもんな。このトシになって母親を恨むのもなんだけど、私が自分を好きじゃないのは、この人の影響がかなり大だと思う。だいたい母親自体が、自己評価が異様なほど低いからね。父からの愛情を信じていなければ、私の人格はとっくに崩壊していたと思うよ(もうすでに崩壊しているって説もありますがw)。 

近所の有名中華店でのランチを誘ったのに、母は固辞。こういう、人の好意を素直に受けないところも腹が立つ、というか、誘ったほうは断られて傷つくし、哀しいよ(こないだ実家に帰ったとき、「どんだけお金あるんだか知らないけど、お父さん、私に100万円の時計を買ってくれるって言うのよ。冗談じゃない」と母が嫌みっぽく言ったのを受けて、「やりがいがないよなぁ」と父がボヤいていたのを思い出した。あの落合夫人なら、きっとものすごく喜んで買ってもらって、「あなた仕事頑張って、今度はもっと高いの買ってね」と言うだろうと思った)。3人で一緒に家を出て、私はカズと毛虫草を摘みに行った。雨なので、すぐ帰ってきた。

夕食、何しようかな。カズの熱も下がったし、仕事は片付いたし、いろんな意味でもう気が抜けて、何もやる気がない。寿司と散々迷ったが、冷蔵庫に昨日手を付けていなかった赤ワインが1本残っていたのを思い出し、ピザをとることにした。私とカズのカラダのためにもよくないのはわかってるのに、つい「今日だけ」と言い訳してしまう悪いクセだ。

何もせず、ただだらだらとロンハーなど見ながら就寝。あ、違う、未練たらしく、半ば酔っぱらった頭で資料などを読んだのだった。で、ケータイで賃貸情報をチェックしていたら、夢に何度も見た間取りの貸家が出ていたので、慌ててPCで検索し、さらなる情報を得たのだった。そしたら、商談中だった。で、他の物件もつらつらと見ながら、ボトルに残ってたワインを全部飲んでしまった。