コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

今日の話メモ追加

※追記につき再アップ。取材と関係ないが伺った中で覚えておきたい話。

私:自分が乳がんになってから、周囲には検診を勧めてきたが、「早期発見は早期殺戮」等、諸説ある。早期発見が本当にいいのかどうか、よくわからなくなった。
→アメリカでは40代女性の乳がん検診は禁止されている。なぜなら、40代では乳腺が発達していて、誤診が多いから。それを悪用して、某県には乳がんじゃないのにガンガン乳房切除していた病院がある。もともと乳がんじゃないのだから再発するはずもなく、あの病院は腕がよい再発しないと評判を呼び、患者が殺到した。すべてお金のため。

私:抗がん剤の功罪については、知っているつもり。にもかかわらず、治療を受けたのは、半分はライターとしての好奇心があった。どんなにつらいものかを知りたかった。でも正直こんなにつらいとは思わなかった。体の副作用は他の人より少なかったにも関わらず、心がやられてしまった。
→ほとんどの医師は、抗がん剤前は投与方法や副作用や詳しく説明するが、抗がん剤治療後はノータッチ。釣った魚にエサは…という感覚。

私:食事の問題は非常にもどかしい。乳がん患者なのに、朝をパン食に変更してまだ毎日パンを食べ続けている女性がたくさんいる。牛乳についても、私が『乳がんと牛乳』を例に出して話しても、「先生がいいって言った」のひと言で済まされてしまう。
→それはもう他人は他人、自分は我が道を行くと割り切るべき。大体、いいかどうか、わかっていないのに、いいと答える先生もおかしい。いいと答える根拠を示せと言ったら、きっと出せないだろう。患者に聞かれて答えるなら、「いい」ではなく「わからない」と言うべきだ。

→「健康になりたい」と願うこと自体、「自分が不健康である」という前提がある。それと同じで、常に再発を恐れていると必ず再発する。意識がそこへ行ってしまうから。
私:ダイエットを意識した途端、食べたくなるのと同じ? 禁酒も誓った途端飲みたくなるとか。
→そう。たとえば「スマートになってあのワンピースを着たい」とか、なんのために痩せたいのか、その結果をイメージして願うことが大切。なんのために健康になりたいのか、健康になったら自分はどうしたいのか。それを考えないと、いつまでも自分が本当に望む結果にたどり着かない。虹のふもとを目指して歩いているようなもので、終わりがない。

私:先生が提唱する薬に頼らない生活の中で、緊急時のために、というのがこのご時世でまさにと感じた。
→例えば中国が戦争したら漢方薬はアウト。地震や津波が来て常備薬が手に入らなくなったらどうするのか。普段から薬に頼らない生活を心がけておいたほうがいい。