
相変わらずカズは家にいると、保育園のイベントDVDばかり見たがり、TVの前から離れない。
午前、カズを連れて最寄りのヤマト運輸集配所へ。撮影写真が収録されたCD-Rを明日朝着でデザイナーくんへ郵送するため。R氏が利用していたメール便というのを初めて使ってみる。伝票は使わずに封筒に直接宛名を書くんだって!(知らなかった!)、速達でも180円なんだって!(知らなかったアゲイン!) 「そんなに安いんですかっ!?」 てっきり通常の配送料500円にプラスかなりの速達代がかかるのだと思ってた! 5千円札しか持ってきていないことを詫びながら会計。これまで農場に甘えるきりで、コストとか何も気にしないで過ごしてきた私は、本当に知らないことだらけだ。
午後、ダーの親友Fさんが主催するアートイベントのため八王子へ。駅から会場までのバスがなかなか来ず、寒かった! カズとパンを食べながらしのぐ。カズはダウンのファー付きフードをかぶった私を見て、「ママ、へん。太陽さんみたい」と笑った。
会場で。R氏はサンタの格好をしてビデオを回していた。Fさんのパフォーマンスは相変わらず凄かった。動きはゆっくりなのに、指の先までピンと神経が張り詰めているのがよくわかって、なによりその場の空気が彼女の周囲だけ変わるのだ! カズと3カ月違いの娘を持つHさんは何かと気を遣ってくれたし、そうそう、彼女のパフォーマンスも良かったな、題して「けもの道」。艶やかになったねぇ、子どもを産んでよりいっそう。その他、Fさんの弟の嫁・Cちゃんや、二児の母となったアーティストAさんも私とほぼ同い年なんだけど、みんな、すごくいい女になってた。私も日々、みすぼらしいオヤジ化している場合じゃない、もっと“女”を磨かなくてはと思った。
楽器演奏、詩の朗読、パフォーマンスのあとは、パーティの準備ができるまでフリータイム。BGMに合わせてみんなでゆらゆらと踊る。抵抗するカズを抱いて参加。周囲を見ると、HさんもAさんもみんな子どもを抱きながら踊っていて、「ここ、抱っこ組だねぇ」と笑う。
車椅子の人や、大人になってもカズくらいの身長の人、肌の色の違う人、知的障がいの人。ちょっと見た目は違うけれど、みーんな、いっしょ。世の中にはいろんな人がいて、一人ひとり、同じく尊い。どうか自分の半径数メートルだけしか見えない狭い視野の人間にならないで。地球儀を見てごらん。ほら、日本なんてこんなに小さい。いい意味でも悪い意味でも、世界中には自分の想像もつかないような暮らしをしている人たちがいるのを知ってちょうだい。私がカズに一生をかけて教えたいのは、ただ、それだけ。カズに重いリュックを背負わせて、一緒にバックパック旅行に出るのが私の夢なのだ。
お菓子とお茶のパーティ。カズはがつがつ何でも食いたがって、それまで帰りたがっていたくせに、「帰ろう」と言うと、「いやだ」と言った。いちょうホール前から出る終バス17:45分に乗るために会場をあとにする。みなさん、楽しい時間をありがとう!!!
そう、今夜はイブなのだ。帰りは500円払って、特急の指定に座って帰る。メシでもどうかなと新宿駅でダーに電話すると、「もう限界・・・」と断られた。
仕方なく、クリスマス気分を求め、自宅近くのサンクスへ。私と同じくらいの女性2人組がデザートを物色しながら、「これはいつもあるやつじゃん! クリスマスっぽいのがいいよ」と話していたので、全然知らない人なのに思わず、「そーですよねー?」と話しかけてしまう。塩&ガーリックのチキン、期待していなかった割にはジューシーで結構うまかった。赤ワインとともにいただく。疲れたらしいカズは早々に就寝。
※会場の飾り付けに使われていた手作りの靴下、首からかけてあげたら、けっこう気に入った様子。寝る前、お腹をまさぐりながら「くつしたは?」と聞くので、なに寝ぼけてんだと思ったら、この靴下を探していたのでした。愛しい。