起きたくないから起きな~い!とダラダラ寝。
みんなで車に乗り込み、病院へ。家を出る時からもう気持ち悪かった。助手席のあっくんが、「ママ~てをつなごうずっと」と後ろにいる私に手を差し出したので鼻がツンとする。
あっくんは昨夜みんなで寝る前に、面倒臭いから私が返事しなかったら、何度も、ママ、ママと呼び、最後には、だいじょうぶ?と布団を抜け出し、顔を覗きにきた。心配かけてるな~
部屋はまた同じ。4人部屋に2人で感じのいい人なので、ずっと話していた。術前の抗がん剤8回のラスト。私とは違う治験に参加しているそう。現在、術後治療にしか使われていない抗がん剤を術前に試す治験で、自腹で倍近い高価な薬代を払っての参加とのこと。
向かいの部屋で、威勢のいい先生が患者を叱咤激励している声が聞こえてきた。“私はこんなに悪い…。そう言って後ろ向きになるな。上を見たらキリがない下を見てもキリがない。ここへ来る時も、治療に行かなくちゃ、はダメ。治療に行きたい、私は病気を治したい、と思いなさい。後ろ向きの人にはこっちだって治療のしがいがない。前向きに頑張っている人には、いい人が寄ってくるよ。言葉はとても大事だから互いに気をつけよう” 相変わらず、きついなぁ。評判が分かれる人。でもすごく優しいのを私は知ってる。そして気に入られてる。今日も、あなたはムリしなかったでしょうと、数値を褒められた。いや、ガンガン飲んでますけど。私は本当に肝臓が丈夫なんだな。同部屋の女性は年末に入院したのだが肝臓の数値が下がらず、9日も入院したのに結局抗がん剤を打てなくて帰ったらしい。なんて気の毒な!
夕方、やっと担当医が来られた。外出許可をもらえるか、ずっと返事を待ってたのだ。治験コーディネーターが、お正月だし週末は外泊していいと言ったからその気でいたのに、化学療法中はよほどのことがない限り外泊はNGと看護師から断られてしまった。別に私が希望したわけじゃないんですけど…。その流れで、じゃ、外出なら…という話になり、先生の判断を待っていたわけ。で、またダメだしされた。
せっかくここまで順調に来ているし、治験なんだからここで下手に外出許可して風邪でももらってきたら、誰も得をしないからごめんなさい、という話。別に私が希望したわけじゃないからいいです、と言った。前回は退院日が伝わっておらず、師長に、え?今日退院?誰も聞いてないわよ、みたいなこと言われたし(これにはさすがに頭に来て、ずっと前から治験の人とは決まってました!と抗議して師長に謝罪させた)、治験と病棟スタッフの連絡不徹底のせいで、私がすごいワガママな患者みたいになっている。ものすげー心外。
今日の読書は『ルネサンスごはんは放射能にもたやすく負けない』弓田亨。菓子界の巨匠といわれるパティシエであり、間違いだらけの日本食を正すプロジェクトを行っている人。放射能防御のために行っている野菜の下ごしらえ等が、食材の栄養を奪う。そちらのほうが全然問題、食材は基本皮も含めまるごととって栄養を壊さない調理法でいただくことを訴える。マクロビと違うのは、砂糖使用一切禁止、いりこだしの活用。もちろん冷凍や電子レンジ調理などもってのほか。辰巳芳子、マクロビ、粗食の幕内秀夫を実名を挙げて、厳しく批判している。主に放射能対策に関し、これまでの情報とまったく違うので頭がくらくらするが、読み応えはありそうだ。
夜は、食堂でバリバリ領収書整理。気持ちえかった。ストレスの元にもなってた時期もあったけど、私はやっぱり仕事がすき。なんでもいいから早く仕事がしたい。