すでに朝のことはよく覚えていない。
味の濃い、しょっぱいもの、甘いものが欲しくはなっているが、相変わらず吐き気なしで調子がよい。毎回、完食の上に天然酵母ぶどうくるみパンなんかまでつまんでいる。
9時、同部屋手術お見送り。
11時、恒例構内ウォーキング。取材したいなとか、部長のO先生のことを考えていたら、広い駐車場の目の前にちょうど先生が車を停めていたところだった。最近、シンクロ多し。なんでも思えば叶いそうな気がしている。
昼は、昨日から楽しみにしていた海鮮カレー。見たら私のは、パンダママの半分も量がなくてがっくり。この時ばかりは、ライス小盛りを恨んだ。じゃがいもばっかでも、たいしておいしくなくても、いい加減、洋食が食べたいんだよーっ!
気づけば女性入浴時間終了間際。またまた急いでお風呂。
アナウンス。木曜日はシーツ交換の日なのだった。患者は廊下で待たねばならない。明日退院の私たちには関係ないのだが、ミィ姉さんがパンダママをお茶に誘いに来たので、私も便乗させてもらい、食堂でおしゃべり。
対馬から来ている70代の女性も一緒。薬草茶とか、柚子ジャムの作り方とか、興味深い話をたくさん聞いた。具合が悪くなる前から抗生剤を飲んでいるという話も面白かった。そんなのありか!?
そういえば、担当医によって、入院による抗がん剤投与を認めない人がいると知って驚き。昨今は確かに通院が主流になりつつあるようだが、そこは病院で方針を統一すべきでは? 今の自分の担当医では意志の疎通が図れないと言って、私の担当医に変わって欲しいと先生ご本人に直訴していた患者さんもいた。先生間の人気の格差が大きいと思いきや、こないだは私と同じ担当医に不満を持ち、悪く言ってた患者もいたし、要は人間同士、相性の問題なのだ。
話がそれた。あまりよく知らない人との長いおしゃべりは疲れる。食堂を一人先に退散し、昼寝。
夕方、メールが来たので、パソコンにて少しだけ仕事。ネットで、北九州の瓦礫焼却が3月に止まると知る! 嬉しすぎ。が、しかし、自分のとこだけで喜んではいられない。
夕食をはさんで、同部屋で、美味しい店の情報交換。ちゃんぽん、焼き鳥、居酒屋、ラーメン、海鮮丼、ハンバーグ、カフェ、イタリアン、餃子のテイクアウト…いっぱい仕入れたぞ。全部食べたい!!!
20時半、ヨレヨレのS先生来る。副作用はないが、手術してない左胸に違和感があるので伝える。若いからホルモンの影響がまだあるんでしょうと言いつつ、軽く触診してくれた。異常なし。次回まで続くようであれば、エコーをとりましょうとのこと。ウォーキング時の腕の振りすぎによる筋肉痛とかならいいんだけどな…
とにかく今回は体が楽で助かった。考えられる勝因は、早めに入院したため、投与前に体をゆっくり休められたこと。DVD漬けにならず積極的に体を動かしたこと。散髪によりリフレッシュできたこと。食べすぎなかったこと。
遠い夜景を眺めて歯磨きしながら、神様とダンナに心から感謝。
暖房が切れ、寒くなってきた。静か。今日手術し、明朝まで色んな管につながれている可哀想な同部屋女性の機械音、プシュープシューという音だけが響いている。