コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

ホルモン224

雨。

10時、麦茶のおじさんのところに行き、無農薬玄米と麦茶を購入。彼にお世話になりまくっている避難仲間に嫌味めいたことを言ってしまい、また自己嫌悪。もともと口は悪いけどストレートで、遠回しな嫌味なんか言う人じゃなかったのに、自分が自分じゃないみたい。

木の葉モール、エフコープで買い物し、花畑食堂でお昼。いつも冷や飯だから、温かいものが食べたかったの。ミニカレー、あさり汁、ひじき煮、きんぴらごぼう、鯖塩焼き。頼み過ぎ食べ過ぎ。これも自分じゃないみたい。

検尿を済ませ、ホルモン治療薬をもらうための診察。担当医が変わり、初めて。が、入院中何度も点滴針刺しでお世話になった顔見知りのベテラン医師である。

口数の多い人だから、1を言うと100が返ってくる印象があり、話せるかなと心配だったが、きちんと患者の話を聞いてくださる方だった。

で、つらい気持ちや、いま思ってることをぜんぶ話した。

眼圧が高い気がすること、目が見えにくいこと、死にたいと初めて思ったこと、胃のつかえをはじめ、胃や喉や子宮や膝裏すべてが腫れぼったく詰まったように感じること、そして薄毛のことも…

毎日治療をやめたいとばかり考えている。このままでは治療は続けられない。やめるか、副作用対策をとるか、どちらかしかない。副作用には漢方を考えているが、それについて先生はどう思うか。

気持ちが落ちているから、仕事も何もかもうまくいかないように感じる。とにかくいまは全部ホルモン療法のせいにしてしまう。

話しながら何度も泣いた。先生も治験コーディネーターの女性も、親身になって聞いてくれた。先生の回答はあとで別項にまとめるが、結論だけ言うと、とうとうサイコオンコロジー科を受診することになってしまった。でもメンタルケア目的ではなく、この病院で唯一漢方を処方していると初めて知ったから。あと、再発率などを引き出して、ホルモン療法の必要性をもっと訴えられるかと思ったが、意外とあっけなく、やめるなら処方しないけど…と。いや、それだけ、私の状態がひどいと思われたのかもしれない。それか、そういう副作用が出るのは私だけじゃない、抗がん剤に比べホルモンは楽みたいに思われているが、実は全然そうじゃないと仰っていたから、やめたいと言う人も、多いのかもしれない。

でも、とにかくありがたかったのは、常に私の気持ちに寄り添ってくれ、話を最後まで聞いてくれたことだ。大好きだった女医から変わった先生は、体は診てくれたけど、私とは心は通じてなかった。今日の先生は、「ここまで治験もスケジュール通りやれてきて、僕らもKさんに、よく頑張ったねって、もっと褒めてあげるべきだった。頑張り過ぎて、疲れちゃったんでしょう」とまで言ってくれた。

終了後、腫瘍科にいる難病の癌ともを見舞って帰る。抗がん剤治療中でつらい彼女に聞かれるままに、自分の話ばかりしてしまった。やっぱり、私、おかしい。

一度帰宅して布団にもぐるが昼寝するほど時間がない。

あっくん迎え。帰宅したカズと2人で留守番を任せて、車に乗り込む。17時から天神打合せ。

数ヶ月前に大ミスしてそのままだったクライアント。気が重い。思えば、あれを引き金に私の鬱は加速して行ったのだ。だって、3月末まではあんな元気に北九州を飛び回っていたのに!

まず深々とお詫び。覚悟していた再印刷配送の当方負担分もなく、今後は互いに気をつけましょう!で終わった。しかも新しい仕事をいただけるなんて。なんて、ありがたい。

帰りの車の中で、思い切り叫んだ。ありがと~うっ! 大声出すって気持ちいい。やっぱ福岡に来て、カラオケ行かなくなったのは結構なストレスだったかも。

帰宅してすぐ、子どもらは用意しておいたおにぎりとソーセージを食べ始め、お汁とサラダを用意したら、すぐにお腹がいっぱいになってしまったようだったので、作った麻婆豆腐は出さなかった。私は先日の冷やし中華の乾麺を茹で、麻婆麺。

夜、飲まない平日恒例の温熱。本当に体のあちこちが詰まっているように感じる。特に膝裏。左に、しこりみたいのがあることに気づいた。ホルモンの副作用に挙げられている血栓か…?

体が重く、実は食事の支度も後片付けもヨレヨレだ。心も体もボロボロなのがよくわかった。

やりたくないとあれだけごねた私の勘はやっぱり正しかった。もう一日たりとも、ホルモン薬は飲めない。そして、仕事どころじゃない。いまの私に必要なのは休養だ。

早く子どもたちと心から一緒に笑えるようになりたい。