頭皮が痛くて、その部分の髪は逆立ち、ハリガネのようになっている。
夜、テレビを見ながら、頭に手をやって抜けた髪を集めたら結構な量になった。やはり脱毛は、加速しているようだ。
枕に毛がつくのが嫌なので、帽子をかぶって寝ようとしたが、摩擦で髪が引っ張られると頭皮が痛んで眠れない。
子どもらが眠りについた後、お風呂を沸かし、昨日同様、一人で入った。
最初はこわばってる頭皮を温めるべく、湯船のお湯をゆっくり少しずつかけていたが、やっぱりシャンプーがしたくなり、シャワーをかけながら髪を洗った。
髪の表面をなでるようにシャワーを流すと、指の先がしゃりしゃりじゃする。この独特の肌触り、知ってる!
なんだなんだなんだなんだなんだっけ?
最後に排水溝の髪を掃除しながら、その量に驚きつつ、「まるでガクの毛みたい…」と感じた瞬間、思い出した!
さっきの手触りはガクのシャンプーの時のものだった…。抜け毛が多い胸元や腿を洗うと、いつも、しゃりしゃりしたっけ。
抜け毛は、昨日までは、「病み上がりだし…」「久しぶりのシャンプーだし…」と、苦しい言い訳も成り立つ程度だったが、今日は別格。
シャンプー中、手を動かしてから、自分の手の平を広げて、抜けてないかな?と見ると、一瞬で元巨人軍・槇原の手の甲かと思うほどの黒さになっている。時には数本が束に…。これは、髪の長い人は相当ショックだと思う。
風呂上がりはいつもとは逆に、髪を拭くのは最後だ。頭を拭くタオルは、使い捨てできるくらい、ボロボロのもの。あまり頭皮を刺激しないよう優しく拭いても、一通りタオルドライした後のタオルは、抜けた髪がもじゃもじゃで、やはり全体的に黒い印象である。
濡れたままだと寒いので、ドライヤーで乾かす。これはまぁ今までの中では気持ちがいいほう。だってバリバリだった髪が、サラサラに変わるから。
乾かしていてわかったが、もう、もみ上げがほとんどなくなってしまった。つまり、河童ハゲとは逆に、頭頂部だけ残っていきそうな感じ。髪が長い人は、落ち武者になるんだろうが、私はショートだから、モヒカンがセットする前みたいな状態なのだ。
それでも今はまだ髪もあるし、何より眉とまつ毛もある。このままなんとか髪以外だけでも死守してくれ~っ、頼む!
脱毛が始まってから、私の唯一の化粧、ビューラーもやめている。まつ毛が抜けちゃうのが嫌だからだ。