コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

タキソ+ハセプ+新薬 4C/14

子どもたちにせがまれ、昨夜から一緒の部屋で眠るようにしたが、カズはトイレに起きるし、2人とも寝相がかなり悪いので、ゆっくり眠った気がしない。

朝食の準備をしようとコンロ前に立ったら、天井から巨大クモがぶらーん。本体は小さいが、手足を伸ばせば10cmにはなるだろう。カズを呼んで見せたあと、ティッシュでやさしくつつんで庭に放り投げる。

午前、木の葉モールでカズの靴探し。結局スポーツショップでいいのがあったけれど、いやー、探した、探した! 気づけば昼近くになっていた。スーパーサンリブで食材を買って、トランクにペットボトルごみを置いたままなのに気づき、いったん駐車場へ。

続いてモール内の八百屋で買い物。社長がインタビューか何かで、「野菜は誰から買うか、目利きが大事」みたいなことが言っていたが、本当にここはモノがいい。他店で野菜を買ってみて、ここの素晴らしさにあらためて気づいた。もう野菜は他では買わないと決意してもいいくらい。両手がもげそうなくらいたくさん買ってしまった。

玄米、煮物、生卵、あおさの味噌汁で昼食。味噌汁、失敗。やっぱりいい加減に作ると駄目だ。

30分ほど昼寝。

4年生になると週4回は16時過ぎの帰宅となる。どうせ少ししか遊べないからと友達とは約束してこなかったらしい。カズと一緒に保育園へ迎えに行く。

帰宅。相変わらず足裏が痛いので車で出かけたのだが、カズと競うように駐車場から玄関へ向かったあっくんが大声で泣いているのが聞こえる。「おにいちゃんがおなかけった~、いたかった~!」。カズは鐘が鳴る18時まであっくんと公園で一緒に遊ぶつもりだったのに、あっくんがあそばないと言ってカズを振ったのだ。それに頭に来ていたカズが玄関で軽くあっくんに叩かれ、思わず蹴ってしまったというわけ。私に怒られ、カズも泣く。結局、カズは宿題。あっくんは録画。しかし、弟に遊んでもらえずに泣くなんてなぁ。今日つくづくわかったけど、あっくんは絶対に人に合わせない。自分の気分だけで生きてる。

ごはん、豚肉と小松菜ともやしの中華炒め、かぼちゃサラダ、大根ゆかり和え、トマト、玉ねぎとじゃがいもの味噌汁。当然、残り物も。あっくんは昨日の唐揚げ、私はハヤシライス。賞味期限が迫っている四万十の海苔の佃煮も食べた。歯が痛いから可哀想かなぁと思っていたがカズは炒め物が気に入ったらしく、おかわりをしたあと、「あしたまたつくってー」と言った。

ゆっくりゆっくり味わいつつ、放っておくと1時間以上かけても食事が終わらないカズに対して、あっくんは、ちゃちゃちゃと食べて、「ごちそうさまー」と隣室の布団にダイブ! 「あっくん、ごちそうさまならお皿さげてーっ。味噌汁もちゃんと飲んだとー?」と洗い物をしながら叫ぶと、「のんだ~!」と明らかに適当に答えた。お皿を持って近づいてきたので、じっと目を覗き込んで、「うそつけ! 減ってないんだよ!」とドスのきいた声でふざけたら、ウケケケと笑った。

カズがテレビを見ながら食事をしているので、あっくんは暇で仕方ない。「おれ、さんぽいこうかな~」と今日保育園から持って帰ってきた風車を手にしながらあっくんが言う。私も本当は散歩に行きたい! でも、足裏の痛みだけでなく、くるぶし近くに水ぶくれまでできてしまったので、絶対に歩かないほうがいいという判断。ネットで調べると、手足症候群と呼ばれる抗がん剤の副作用で、ピリピリと感じ始めた早期に、強めのステロイドを使ってさっさと治したほうがいいものだったらしい。なんで言ってくれないんだよーっ! 明日、検査で病院へ行くのだが、紹介状を書いてもらった皮膚科にも行ったほうがいいかもしれない。

あっくんはずっとテレビが空くのを待っている。ゲームの前に約束させる。1.明日は兄ちゃんと外で遊ぶ。2.保育園に行く時泣かない。3.時間になったらやめる。

風呂。じゃんけんで買った人が今日の話をしようとカズが言い出し、5連勝したカズが学校での1日を話し終えた。次にあっくんが勝ち、「じゃ、あっくんお話して」と言ったら、「きょうは、おならをしました」「また、おならをしました」「そして、おならをしました。おしまい」と言ったのでカズが「あっくん、マジメに話して!」と怒る。

白髪も黒髪も、頭皮全体から髪が面白いように抜ける。思えば最終投与から2週間か。最後の脱毛だな。2人が先に上がり、私がくるくると頭を撫でながら抜ける髪を洗い流していると、あっくんが、カズのTシャツを着て「ままみてー」とやってきた。本当にいたずらんぼだ。直後、カズがパジャマのズボンの上にブリーフを履いて「ママー!」とやってきて、くねくね踊るように身をよじらせるので思わず笑ってしまった。「ママを笑わせる!」と言ってカズはいったん寝室に戻り、戻ってきた時には私のショーツを履いていた。馬鹿だ。

布団の中で、パパが話していたというきょうふの味噌汁の話をする。くるぶしが猛烈に痛痒くて、いけないと思いつつも、寝ながらシーツでこすってしまう。