夢。働いている場所は家なのに、なぜか私は伊勢丹の店員という設定。同僚の販売員が近づいてきて、「あなたの働きぶりを認めて洋服をプレゼントしたいとおっしゃっているお客さんがいるの。サイズを計らせてもらえる?」と言って背中にメジャーを当てられた。彼女が行ってしまったあと、件のお客様が玄関から入ってきた。外国の老紳士。私の顔をじっと見る。いろんなことがわかるスピリチュアルな人で、実は私にメッセージを伝えにきたのだという。「この大きな山を越えたら、すごく大きなプレゼントがあなたにやってくる」と。私は、「あのー、実は旦那と別居中なんですが、離婚したほうがいいんでしょうか?」と聞いた。「人にはそれぞれ色があり、夫婦はたいてい同じ色をしている。あなたと彼はすでに色が違う。離婚したほうがいいでしょう」と言われた。
久しぶりに、とっても気分のいい目覚め(最後の言葉は聞き流して、都合よくプレゼントのことだけが強く印象に残っていたのだ)。そして久しぶりの、青空。快調に自転車を飛ばす。
今日は来週早々のロケのアポをとらねばならないのに、デザイナーさんからは続々と先日戻した校正の修正が上がってくるし、正直、もうどうしていいいかわからない状態。すると出版元から「この先は私がやります」との連絡があり、内心万歳! メールマガジン原稿もほんのちょっとの修正でOKが出たし、やっとこれで一つの仕事に集中できる! 夢でお告げされたプレゼントってこれだったのかなと思うくらい。
ガンガン、アポとり。最初に電話したお店のペンション&フレンチの女性がすごく感じのいい方で、「あらー、東京からわざわざ来られるの? 大変ねぇ、うちに泊まりなさいよ! よそじゃ絶対、このお値段じゃカニは食べられないわよ。撮影ってことであればなんでも作るし、全部食べちゃって!」と言ってくれて助かった(宿泊や食事ではなく、1カ所基点が決まると、スケジューリングがしやすいのだ)。そのほかも、北近畿という土地柄もあるのか、東京とは違う温かさで撮影や写真貸出依頼を受けてくれて、電話を切るたびに「ありがとうございます」と手を合わせておがんだ。
そんなこんなで1日があっという間に終わる。今日も昼飯は残り物をシンクで立ち食い。だって、テーブルがパソコンや資料の山でいっぱいだから。
おかげさまでなんとかメドがついたので、夜は白ワイン飲む。カズ就寝後、通信の調子が悪いので二階に見に行ったら、留守電のランプが点滅していた。耳を近づけて聞くと、「レタスの○○です、お久しぶりです。携帯に電話ください。090・・・」というメッセージが入っていた。は? 素晴らしい親友に出会えたこと以外まったく意味がなく(栃木のT、元気? 愛してるよ! 会いたいよ!)、私の記憶から抹殺したい大学時代のテニスサークルの誰かからの電話だった。肝心な名前が聞き取れず、ふたたび再生しようとしたら酔っぱらっていたので間違って消去してしまった。一体、誰から、何の用事だろう? 「なかナントカ」って言ってたな、こないだバッタリ会った後輩じゃないし、前のダンナでもない。しかも、自宅の電話番号なんか、ほとんど知っている人いないのに。
「なか」が付く人で思い当たるのは、私のことをめちゃ嫌ってた3つ年上の先輩・中本さんくらいだ。それで思い当たる。中本さんと同級生で家も近く仲良しだった、ぜっちゃんになにかあった?
最近、なぜか彼のことをよく思い出すようになっていた。私には高校時代から付き合ってた彼がいたのに、そして彼にも同じ歳の彼女がいたのに、どうしようもなく惹かれ合って、ひと夏付き合った人。その彼女がメチャ怖い女で、サークル内でも有名な嫌われ者だったとはつゆ知らず・・・。そして私はある日、中庭に呼び出されたのだった。「あんたどういうつもり?」。「彼は知ってるの?」と聞かれ、正直に知っていると答えた。ひと通り話を聞いた後、「結局、佐々木が悪いのよね」と。その後も一度、池袋の喫茶店に呼び出され、話をした。お茶代を奢ってくれて、「すいません」と謝ると、「こういうのは順ぐりだからね。あんたは今度、後輩に奢ればいいのよ」と言った。この人かなり、格好いいと思った。その後、彼らは別れちゃったんだっけなぁ、忘れた(そう、中本さんはこの彼女とも仲がよく、だから私のことを嫌っていたのだった)。
まぁとにかく気の弱い人で、酒に溺れ、飲まれ、合宿では大変な粗相をしたらしく「犬畜生よりひどい。あいつは鳥だ」と笑われていた人。でも好きだったのよ、本当に。何もないといいけれど。
酔った勢いで爆睡。