コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

ハセプ治17C/02+ホ114

婦人科は、子宮頸がんや子宮体がんの女性たちが入院する病棟だ。トイレで気づいたが、排泄関係の洗浄器具、用具が多い。つまり、手術により、おしっこやウンチが思うように出せない人がたくさんいるわけ。廊下がうるさいのも、下半身に踏ん張りがきかないから休めるようにとの配慮か、廊下の所々にベンチがあり、皆そこに座って話しているからだと今朝気づいた。

いやはや、しかし。皆さんお元気なことで…。だいぶタフになった私でも、今回の賑やかさは耐えられない。病気の話になると、どうしても耳をそばだててしまうので、とても本など読める環境ではない。せっかくAmazonで本を買ってきたのに…。仕方なくiPhoneで音楽を聴き、現実逃避。

治療中もずっと廊下のおしゃべりは止まなかった。つまり、朝から、午前まるまるだ。ひーっ!

いつのまにか、向かいのベッドに新しい人が入院してきていた。同部屋は昨日まで長期入院の女性一人で、彼女が仲間にトイレで私のことを、「さっき、入院してきた」「若い子?」「ううん、オバさん」と言っているのを用を足しながら聞いてしまい、まあ事実だから仕方ないとはいえ、なんか腹が立ったので、挨拶以外はひとことも口をきかなかったのだ。

そんなこんなで私も他人との会話に飢えていたので、話しかけてみた。

鳥肌が立った。なんと彼女は30年も前に、温熱刺戟で子宮筋腫を消滅させていたのだ!線香で熱くして、パッと冷やす、知り合いのお婆さんに無料でやってもらったその療法が何だったのかずっとわからなくて、子宮癌になってから、時々思い出していたのだとか。当然、すぐに調べて、彼女の自宅最寄りの治療院の連絡先を教えた。彼女は、別府のテープ療法に通っているそうだ。たぶんキネシオかなと思ったのだが、ネットで調べても見つからなかった。詳しく聞かないと!

昼食後、少し休んでから風呂に入り、乳腺科の友だちにLINE。上の食堂で3人で夕方までダベる。

17時過ぎに、腫瘍科に入院している友だちが来てくれて、部屋でおしゃべり。まだ若いのに、ちょっと厄介な癌。肝臓に転移と見られる影があり、手術が決まったそうだ。幼子がいるのに、入院は2ヶ月にも及び、遠いからその間、一度も会えない。でもすごく明るいし、気丈だ。素直で優しくて本当にいい子。同部屋の女性たちが終活の話をしているのを聞いて、気が滅入ると言っていた。神様!何故、彼女みたいな女性が病気にならなくちゃいけないんでしょうか、私にはわからない。何もできず、ただただ切ない。

夕飯後もまた廊下おしゃべりが始まったので、iPhoneで桑田佳祐が選んだ2013年邦楽ベスト20を検索して聴いた。恋チュン、実は好きなのよ。でもびっくりしたのは、第1位に選ばれていた、佐野元春&THE COYOTE BAND。スゲー!久しぶりに初聴きの音楽を最後まで聴いてしまった。(せっかちで飽きっぽいから、たいてい途中でやめてしまう)他の楽曲も聴いてみたけど、よかった!検索したらまとめもあったし、20位まで全部聴いてみようと思う。

今日の読書。『自然治癒力を活かせ』小倉重成、途中まで。