印象的な日ほど「あとでちゃんと書きたい」と思って、そのままになってたりします。忘れずに書き留めておきたいことのメモ。後日、所定の日時に格納します。
2009/02/17(火)【性別判明】
25週の妊婦健診。「僕、性別についてもう何か言いましたっけ?」と先生から聞かれ、首を振ると、ここがおちんちんの先端でこれが袋ですねと、先生からモニタを見ながら丁寧に説明される。「100%間違いなく男の子でしょう」と。その後、終日溝の口で仕事をし、帰りに新玉川線で夕焼けの多摩川を越える途中、「男か・・・」と思い出しながらふと、カズともうひとり男が2人いれば私が酔っぱらってつぶれても運んでもらえるな、それもいいなと思った。カズが10代半ばを超えたら2人でバックパック背負って(もちろん重いのはヤツに持たせて)世界中を貧乏旅行する予定でいたのに、今回の思いがけない妊娠でそれも叶わぬとガックリきていたが、「息子が2人いるほうがより心強いじゃん!」となんか将来を想像して楽しくなってきた。今回の妊娠・出産に対し、初めて前向きになれた瞬間だった。
2009/02/20(金)【保護者会】
いつも車座になって話すのだが、先生が到着する前に自分がどこに座ろうか、うろうろ悩んでいるママがけっこういて驚いた。私よりはるかに担任と親しそうに見えるのに、隣に座るのはやはりみんな遠慮したいようなのだ。へぇ~っと意外に思った。私は全然平気、むしろ自分の子どもについて皆の前でしゃべらなければいけないことのほうが気が重い。常に気配りをしているようでいて、やっぱり私の配慮ってきっと他の人とポイントが大きくズレているんだと気付いた。私が好きなママは「お腹大きいから大変でしょう。ここにいて!」と言ってさっと私の靴を玄関まで取りにいてくれたり、全員にさりげなく話しかけたり、たいへん細やかな気配りができる女性だということにも気付かされた。見た目や話し方は男っぽいのにね。他のママたちもみんな明るくそして子どもに優しく、自分より素晴らしい人間に思え、なんとなく落ち込んだ。
2009/03/02(月)【ランチ】
営業で知り合ってから公私ともにいいお付き合いをさせていただいていている女性経営者Nさんと代官山でランチ。私と同じ年齢だが、自身の娘がまだ幼い時に離婚してから、仕事をしながら一人で子どもを育て、去年大学へ入学させた子育ての大先輩である。聞き上手な彼女に尋ねられるままに、「私は本当にダメな母親で・・・なんで子どもにもっと優しくできないのかと思うんですよ」とこないだ保護者会で感じたことを正直に言った。「どうして!? カズくんあんなにいい子に育ってるじゃない。だいたい、他人と比較する必要なんて全然ないし・・・!」。「(子どもに)八つ当たりは、するよねー、私もたくさんしたもん」と言われ、思わず泣き出してしまった私にしばし後、ぽつりと、「イライラするのは、ダンナさんがいないせいじゃないかな」と言った。「でも生活時間帯も全然違うし、いたらいたでストレスもあるんですよ」と言うと、自分の経験からしても、家に男の人がいるといないとでは精神的な安定感が全然違う、自分の友人(この人も会社経営者)は仕事もせずに家に引きこもってゲームばかりしている若い男と暮らしているが、最近自分はその気持ちがわかると言った。さらに、「なんかねー、仕事のこともダンナさんのこともぜんぶ全然問題ないのに、サカウチさんひとりで気張って“空回り”しているような感じがするのよね」と言われ、がーん。そうなのか、そういう印象を与えているのか・・・。近年稀に見るインパクトの大きな言葉であった。
2009/03/12(木)【確定申告】
水いぼ治療中のカズを連れ、確定申告のため税務署へ向かう。締め切り間際なので混雑は覚悟していたが、整理券か何かを引いて順番に個別対応してくれるものだと思っていたら! なんと基本的に席はなし。スタンディングのまま所定用紙に記入し、不明点がある人は手を挙げてその都度係員を呼ぶシステムなのだった。資料はまとめてきたが、記入方法はまるでわからないので最初から係員を呼ぶ。まずパソコンの購入金額の申告について相談すると、ちらっと所得総額に目をやり、「あー、これだけいってるんだったら青だったねー。ま、また来年ね」と言われた。青色申告の場合は、別にきちんと係員と相談できる席が設けられているのだ。何度注意してもカズは机をガタガタ揺らすし、頻尿のため途中トイレに行きたくなったがそのためにはまた広げた資料を片付けて荷物を持ってカズを連れて行って帰ってこなければならないし、でも我慢しているとお腹が張ってきてしまうし、落ち着かないカズを相手にしながらだと計算にも集中できないし・・・ということで早くもギブアップ。ダーに電話をし、暇なら来て欲しいと頼む。するといまちょうど仕事が忙しいとの返事。あーもう今日は無理かも・・・やっぱり一人で出直すかと思ったとき、私がお腹が大きいことにひとりの男性係員が気付いてくれた。そして本来なら青色の人が座る席へと案内してくれた。その途中でケータイが鳴る。ダーだった。予定変更のため、今から来てくれるという。助かった! というわけで、もうちょっと体の不自由な人にも配慮が欲しいなと思う確定申告会場であった。
2009/03/21(土)【せたがやプレイパーク】
カズを連れてどこかへ遊びに行っても、私が相手をすることが難しくなり始めた30週。ダーと3人で世田谷公園のプレイパークへ向かう。車を降りたら寒かったので、まだ車内にいるダーに「コート取って!」とジェスチャーで頼み、ダーが私に手渡したら、「なんでママしゃべらないのにパパわかったの?」と不思議そうなカズ。「パパとママは付き合いが長いからわかるんだよ」と答える。園内を歩き、プレイパークに到着してあたりを見渡した次の瞬間、ダーの目がキラーン!と光ったかと思うと、ベニヤ板のすべり台を駆け上がり、そしてすごい勢いでバタバタと降りてきた。ジャンプして着地したあと、「ケツいてー」と苦笑い。100%予想通りの行動! 実は私も初めてここに来たとき、カズをさしおいて自分が同じことをしたのだ。性質はまったく違うが、所詮、似た者同士。きったない野っ原に、ロープだけでできた手作りの遊具、焚き火やノコギリ、トンカチなど、危なっかしい道具で子どもたちが好き勝手に遊んでいる様子にダーはかなり衝撃を受けたようで、「無法地帯じゃないですか!」「昭和40年代ですか・・・!」と何度もつぶやいていた。この日、カズは初めてロープにぶら下がって揺れるということができるようになった。