コトノハマニア

言葉を紡いで生きていく

ハーセプチン+治験薬 8C/09

あっくんは朝からゲーム。テレビの前を離れないので、カズをスイミングまで送る。

カズの練習が終わるまで今日は家に戻らないつもり。

まずは愛宕神社&音次郎神社詣で。8月バージョン。これはもうずっとだけれど、「病気が治りますように」と祈る気持ちには、不思議となれない。乳がんになってから、得たもののことのほうが明らかに多い。言葉になど出さなくても、神様は私の願いを誰よりもよくご存じで、一番いい方向へ導いてくださると信じている。

山のてっぺんの愛宕神社でトイレに行きたくなったが、先日の蜘蛛事件以来、屋外のトイレ恐怖症となっている。

午後はあたふたと仕事。ダーが上げたゲラを私がチェックして、戻して、彼がまた直すという家庭内手工業。そばにいると、話が早くてよい。

15時過ぎ、山車の太鼓の音がした。しまった! 明日だと思い込んでいた校区の夏祭り、今日だったか!

昼の残りご飯を握っておいた昆布のおにぎりを食べ、あっくんは「なんかきゅうにねむくなってきた…」と言って、眠ってしまった。疲れているんだろう、なかなか起きなかった。

カズは優しい。あっくんが起きるのを待って、みんなで夏祭り。いつもおうちにお邪魔して遊ばせてもらっているHくんと、そのご家族と、初めてご対面。Hくんとカズ、会った途端、たいした会話もせずにふらーっと身を寄せあって、誰にも何も告げずに、どこかへ行ってしまった。この阿吽の呼吸、まるで夫婦みたいだ。Hくんは、私も大好きな癒し系ニコニコくんで、カズが彼を好きな理由もよくわかった。

Hくんのママと色々話す。去年まで千葉在住。しかも線量の最も高い地域だから毎日気が気ではなかった。パパに転勤を申し出てもらって、やっと故郷の福岡に家族で帰って来ることができたとのこと。避難ママ以外の人と放射能の話ができるなんて思っていなかったので、それだけでも感動したのに、なんと彼女のお母様は去年の6月に乳がんが発覚し、8月手術、現在は抗がん剤の副作用に苦しんでいるという、私とまったく同じ進行の乳がんサバイバー。怖いくらいの偶然だ。

焼き鳥を求めて、長蛇の列に並んでみる。仲の良いママ友の長男が目の前にいるのに、肝心のママが来ない。やっと来た!と思ったら、「わー元気?」「元気元気!」「飲んでる?」などとひと言ふたこと交わしただけで、駆け回る1歳半のチビを追いかけてまたどこかへ走って行ってしまった。それにしても、彼女の3人の子どもはみんな奔放でいい感じ! 話せなくて残念だったけど、またゆっくり2人で会えばいいやね。

それにしても…あっくんはもうずっと、抱っこだっこ。あっついけど、両手を差し出して困った甘え顔されると、いつも厳しい私はダメと言えないのだった…。最後の花火も、私かダーのどちらかが抱っこしていた。前から言ってるけど、ハッキリ言って、私はカズの100倍もこいつを抱いている!

豚バラやフランクフルトのほか、チヂミやお好み焼きもあるので、お祭りで夕食を済ませる気でいたのに、結局、待ち時間ばかり長くて豚バラ15本を買うのがやっとだった。みんな腹ペコ。でも何も支度をしていないので、久しぶりに宅配ピザ。オーダーの電話で、「お会計4710円です」と言われて、その高さにビックリして絶句してしまった。しかも、あっくんはポテトばかりで1枚もピザを食べず、ダーも1枚目は美味しいと言っていたが、くどくてもう食べられないとすぐにギブ。カズは頑張ったが、さすがにM1枚全部は食べられずに、1片残してしまった。ポテトはどっさり1箱残っている。もったいない。お金のことだけじゃなく、あまりにも、もったいない。

あっくんが最後に、「むぎちゃー」と言った。今日一日、散々甘いものやジャンク食べたけど、結局そこへ戻ってきてくれて、ありがとう。私の真似をして「むぎちゃがいちばん!」と言って飲んでいる。もう、いや、やっとかな、うちは、ファストフード卒業だね。だってみんながおいしいと思えなくなったんだもん。卒業記念と思えば、5000円弱、安いものかな(いや、安くない!)。